本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年8月19日23時11分と20日23時0分に秋田魁新報から、8月20日付で朝日新聞秋田版(聞蔵)から、また8月21日7時47分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時10分ごろ、JR秋田駅を出発した直後の秋田新幹線こまちの車掌から、運転士が体調不良で運転できなくなったと連絡があった。
奥羽線和田駅(秋田市河辺)で別の運転士に交代し、約1時間遅れで東京に向かった。
JR秋田支社によると、運転士は50代男性。同日午後1時に秋田駅を出発したが、約10分後に頭痛と吐き気を車掌に訴えて、和田駅手前で緊急停車。病院に救急搬送された。
当時、意識ははっきりしていたという。点呼の際は異常なかったという。運転室に温度計はない。
その後、徐行運転で同駅に着き停車。秋田駅から車で向かった代わりの運転士を待った。
運転士は医師の診察で熱中症と診断された。
JR秋田支社によると、同日朝の始業点検時に運転室空調設備の故障が見つかり、出発前に運転室内へ代替の冷房装置を設置したが、運転室内が十分に冷やされず、熱中症となった可能性もあるとみて調べている。
同支社では車両の使用を見合わせ、現在、秋田車両センターで空調設備を修理中。
秋田地方気象台によると、19日午後1時の秋田市の気温は30.2℃だった。
同様の事例は昨年にも別の列車で発生しており、この時は可搬型の冷房機器を運転室内に設置した。
今回も同様の対策を講じていたという。
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20120819p
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20120820m
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120821-OYT1T00074.htm
(ブログ者コメント)
発車後わずか10分で熱中症になるとは・・・。少し早すぎるような気がする。
ひょっとして、狭く閉め切った運転室内に代替冷房装置を置いたはいいが、排熱を室外に出していなかった?
19日午後1時10分ごろ、JR秋田駅を出発した直後の秋田新幹線こまちの車掌から、運転士が体調不良で運転できなくなったと連絡があった。
奥羽線和田駅(秋田市河辺)で別の運転士に交代し、約1時間遅れで東京に向かった。
JR秋田支社によると、運転士は50代男性。同日午後1時に秋田駅を出発したが、約10分後に頭痛と吐き気を車掌に訴えて、和田駅手前で緊急停車。病院に救急搬送された。
当時、意識ははっきりしていたという。点呼の際は異常なかったという。運転室に温度計はない。
その後、徐行運転で同駅に着き停車。秋田駅から車で向かった代わりの運転士を待った。
運転士は医師の診察で熱中症と診断された。
JR秋田支社によると、同日朝の始業点検時に運転室空調設備の故障が見つかり、出発前に運転室内へ代替の冷房装置を設置したが、運転室内が十分に冷やされず、熱中症となった可能性もあるとみて調べている。
同支社では車両の使用を見合わせ、現在、秋田車両センターで空調設備を修理中。
秋田地方気象台によると、19日午後1時の秋田市の気温は30.2℃だった。
同様の事例は昨年にも別の列車で発生しており、この時は可搬型の冷房機器を運転室内に設置した。
今回も同様の対策を講じていたという。
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20120819p
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20120820m
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120821-OYT1T00074.htm
(ブログ者コメント)
発車後わずか10分で熱中症になるとは・・・。少し早すぎるような気がする。
ひょっとして、狭く閉め切った運転室内に代替冷房装置を置いたはいいが、排熱を室外に出していなかった?
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。