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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20221241815分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年11月、道東の中標津町の山奥にある無人の温泉で、男性が露天風呂に転落して全身にやけどを負い、死亡する事故がありました。

当時、湯船の中は高温だったとみられ、土地を所有する林野庁は管理体制が整うまで立ち入り禁止にしました。

事故があったのは、中標津町養老牛の国有林内にある無人の温泉「からまつの湯」です。

林野庁根釧東部森林管理署によりますと、去年11月、1人で入浴に訪れた地元の男性が誤って露天風呂に転落し、全身にやけどを負って5日後に死亡したということです。

この温泉は通常、およそ80度の源泉に湧き水を混ぜて温度が調節されていますが、当時、水を引く配管のバルブが何らかの原因で閉まっていて、湯船の中は源泉に近い高温だったとみられています。

温泉には人は常駐しておらず、安全管理などは利用者自身に委ねられていました。

「からまつの湯」は「野湯」と呼ばれる自然に囲まれた温泉で、およそ30年前に設置され、地元の愛好会のメンバーが定期的に清掃などを行っていました。

一方、土地を所有する森林管理署の許可を得ずに設置されたということで、森林管理署は管理体制が整うまで立ち入り禁止にしています。

根釧東部森林管理署の松本署長は、「国有林の中で重大な事故が起き、重く受け止めている。今後、適切に維持管理できる団体が見つからなかった場合は閉鎖も検討せざるをえない」と話しています。

地元の愛好会の男性は、「自主的に管理することは暗黙の了解だと思っていた。地元の人や観光客に親しまれた温泉なので再開を目指したいが、求められるような管理体制を作ることは難しい」と話しています。

 

【ブームの一方で】

大自然の中にあり、人の手があまり加えられていない温泉は「野湯」と呼ばれ、開放感が魅力で、道外からも温泉ファンが訪れています。

日本全国の温泉データを独自にとりまとめている会社「マウンテントラッド」によりますと、北海道にある野湯や秘湯は、全国最多のおよそ50に上るということです。

道東では、弟子屈町の屈斜路湖畔にある「コタンの湯」や知床半島の羅臼町にある「熊の湯」などが有名です。

「コタンの湯」や「熊の湯」は国有林内にありますが、町が林野庁から土地の貸与を受けた上で、地元の人に管理を委託しています。

一方で、「からまつの湯」のように、土地の所有者の許可を得ずに設置され、管理者がはっきりしない温泉も点在しています。

高温の源泉によるやけどや有毒ガスの噴出、それにクマの出没など、危険が伴う場所もあります。

事故を防ぐためにどのように安全を管理すべきか、林野庁森林管理局は対応に苦慮しています。

北海道森林管理局の担当者は、「これまでは入浴の勝手が分かっている地元の人だけの利用が主だったが、SNSなどの普及によって、観光客にも広く利用されるようになった。立ち入り禁止などの強制的な措置をとることは難しく、頭を悩ませている」と話しています。











https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220124/7000042626.html

 

1231223分にYAHOOニュース(北海道新聞)からは、足を滑らせた、自力で病院に行ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

根室管内中標津町養老牛の国有林内にある露天風呂「からまつの湯」で昨年11月、入浴に訪れた利用者が誤って湯船に落ちてやけどを負い、その後に死亡する事故があったことが22日、北海道森林管理局への取材で分かった。

からまつの湯は設置者や管理者がはっきりせず、土地所有者の国も設置を認めたわけでない“野湯(のゆ)”。

周辺の国有林を管理する同局根釧東部森林管理署は湯への立ち入りを禁止し、施設閉鎖も含め検討しており、愛好者は対応に苦慮している。

風呂は標津川支流の渓流沿いにあり、数人が入れる湯船二つと木造の脱衣所などがある。

付近には、かつて営林作業者向けの宿舎があり、昭和50年代に撤去されたが、後に地域の人らが石を積むなどして風呂を整備。

近くの養老牛温泉の客や愛好者が多く訪れるようになっていた。

70度以上の源泉を入れるバルブと、沢水を入れるバルブが設けられ、利用者が二つを開閉し、湯温を調整できる。  

同管理署が医療機関から聞き取った情報によると、事故があったのは昨年1126日夜。

利用者は足を滑らせ、高温になっていた風呂に転落。
自ら中標津町内の病院に向かって受診し、釧路市内の病院に転送されたが、全身にやけどを負っており、同12月上旬に亡くなった。
当時の湯温など詳細は不明という。

これを受け、同管理署は入り口に立ち入り禁止の看板を設けた。  

同管理署の松本署長は、「安全面などを含めて適切に管理できる団体などが出てきた場合は、国有林貸し付けの手続きを経て施設存続を検討できる」とし、地域の愛好者グループにもこの方針を伝えた。

ただ愛好者の1人は、「存続させたいが、個人による管理は難しい」と困惑。

松本署長は、「管理者が現れない場合、閉鎖を含めて検討せざるを得ない」と話す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/30f89403aed667122bfb3058843551f25b8e240d

 

1251942分にYAHOOニュース(ABEMA  TIMES)からは、現場は真っ暗で湯船も深いという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

夜間に利用したことがある人は「基本的には真っ暗です。更衣室があって、その中には小さなLEDといった照明はあったんですけど、温泉の方は暗かったです。場所自体が手すりもない場所で お湯の深さも深いなと思いました」と教えてくれた。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/3af66c58c22ab5532d34b2140c9dc970281a3169

 

 (2023年3月18日 修正1 ;追記)

2023317140分にYAHOOニュース(北海道新聞)からは、立入禁止にしても入浴する人がいたため施設自体を撤去したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道森林管理局根釧東部森林管理署(根室管内標津町)は、死亡事故があった同管内中標津町の国有林内にある露天風呂「からまつの湯」の施設を撤去した。

撤去したのは男女別に設けられていた数人用の湯船や脱衣用の小屋、源泉をためる貯湯槽など。

昨年12月に工事を行い、更地にした。

「からまつの湯」は渓流沿いの“野湯”として30年以上前から住民らに利用されていたが、設置者が明確でなく、施設管理者もいなかった。

202111月に利用者が高温になっていた湯船に落ちてやけどを負い、後に亡くなる事故が発生。

同管理署は施設をパイプ柵で囲い、看板を設けて立ち入りを禁じていた。

撤去の理由について同管理署は「安全管理の計画を立てて整備・運営をする適切な管理者が現れなかった」と説明。

立ち入り禁止措置後も、訪れた人物が入浴する例が確認されたため、撤去を決めたとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b557c72e1262dd4ab6744e70f6e8096ee866a6cb

 

 

 

 

  

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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