2018年11月11日0時27分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時半ごろ、兵庫県姫路市四郷町山脇の自動車試乗イベント会場で、遊具の空気式滑り台が風にあおられて倒れ、遊んでいた同県高砂市の小学5年の女児(10)が鎖骨を折るけがをした。
警察が業務上過失傷害容疑を視野に、設置状況に問題がなかったか調べる。
警察によると、滑り台は高さ約5m。
セメントを詰めた20ℓの缶を6カ所に置いて、ロープで固定していた。
イベントは姫路M自動車販売が主催。
別の業者に設置を依頼していたとみられる。
滑り台の階段を上ろうとした際に横倒しになり、弾みで地面にたたきつけられた。
他に子供1人が滑り台の上にいたが、横に設置されていた別の遊具の屋根に落ち、けがはなかった。
(共同)
出典
『兵庫・姫路 空気式滑り台が風にあおられ、小5女児けが』
https://mainichi.jp/articles/20181111/k00/00m/040/093000c
11月10日23時43分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滑り台は高さ約5m、長さ6~7mで、空気を送り込むとクッション状に膨らむ構造。
出典
『エア滑り台倒れ、10歳女児骨折 兵庫・姫路』
https://www.sankei.com/affairs/news/181110/afr1811100017-n1.html
11月11日13時51分にNHK兵庫からは、ベンチに座っていた女性も逃げる際に軽傷など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
遊んでいた小学生の女の子が転落して骨を折る大けが、また、近くのベンチに座っていた75歳の女性が逃げようとしたときに転んで、軽いけがをした。
当時は、重しを入れた数個のオイル缶とベルトのようなもので結んで固定していたという。
会社側は倒れたすべり台を撤去して、イベントは予定どおり11日まで続けている。
出典
『可搬式すべり台倒れ女児大けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20181111/2020002312.html
(ブログ者コメント)
空気で膨らませる遊具が風で倒れて負傷者が出た事例は、本ブログでも過去に何件か紹介している。
(「空気」+「遊具」でブログ内検索)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。