2018年11月10日22時29分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時20分ごろ、埼玉県川口市東本郷の川口市役所新郷支所敷地で、高所作業車に乗って植木の剪定作業を行っていた草加市柳島町、造園業三品さん(男性、54歳)が約6.8m下の地面に転落し病院に搬送されたが、全身を強く打っており、死亡が確認された。
警察によると、三品さんは同日午前8時半から、同僚3人と作業を行っていた。
同僚の1人が「ドサッ」という音に気付き確認したところ、三品さんが地面に倒れているのを発見した。
三品さんはヘルメットと転落防止の安全ベルトは装着していなかった。
警察が原因を調べている。
出典
『高所作業車から6・8メートル下に転落、男性死亡 植木の剪定、ヘルメットや安全ベルトは装着せず』
https://this.kiji.is/433977232362636385?c=39546741839462401
(2020年3月10日 修正1 ;追記)
2020年3月10日12時5分に埼玉新聞からは、移動式クレーンの先端に取り付けられたカゴの中で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
荷物を運搬するための移動式クレーン車のかごに従業員を乗せたとして、埼玉県の川口労働基準監督署は9日、労働安全衛生法違反の疑いで、川口市の造園業「M園」と同社社長の男(70)をさいたま地検に書類送検した。
書類送検容疑は2018年11月10日、川口市内で樹木の剪定(せんてい)作業中、移動式クレーンの「ジブ」と呼ばれる伸縮部分の先端に取り付けられたかごに、従業員の男性=当時(54)=を乗せて高さ約6.4メートルまで運搬した疑い。
男性はかごから転落し、多発性外傷で死亡した。
同労基署によると、通常、移動式クレーンは資材の運搬に用いられ、高さや角度はリモコン調節が可能。
事故発生時は、かごに乗っていた男性従業員が操作していたという。
移動式クレーンで労働者を運搬したり、つり上げて作業することは法律で禁止されている。
同労基署は認否を明らかにしていない。
https://www.47news.jp/localnews/4598718.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。