2018年11月12日16時19分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時半ごろ、多賀町敏満寺にある産業機械の製造工場「f」で、「事故があり、従業員の意識が無い」と消防に通報があった。
消防が駆けつけると、従業員の松井さん(男性、31歳)が高さ2m60cm、重さ400kgある半導体の洗浄装置の下敷きになっていて、助け出されたものの、その場で死亡が確認された。
警察によると、事故当時、工場では装置をフォークリフトに載せて運搬する作業が行われていて、松井さんはその誘導などにあたっていたという。
警察は、ほかの従業員から話を聞くなどして、装置が倒れ落ちた経緯を詳しく調べるとともに、現場の安全管理などに問題がなかったか調べている。
出典
『400キロの装置倒れ従業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20181112/2060001483.html
(ブログ者コメント)
以下はNHK映像の1コマ。
重心が高すぎて・・・という可能性も考えられる。
(2019年1月19日 修正1 ;追記)
2019年1月18日16時29分にNHK滋賀から、現場は緩やかに傾斜していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
彦根労基署が調べたところ、積み荷の部品は高さが2m70cm、重さが約850kgあり、作業現場は緩やかに傾斜していた。
しかし、会社側はフォークリフトで作業をする際に法律で義務づけられている作業計画を定めておらず、作業現場の傾斜などの確認や荷崩れを防ぐための安全対策を講じていなかったという。
このため、同署は18日、愛荘町にある工場の本社と、現場責任者だった42歳の男性課長を労安法違反の疑いで書類送検した。
会社側は容疑を認め、「作業計画が必要だったとは知らなかった」と話しているという。
出典
『多賀町の労災死亡事故で書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190118/2060001868.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。