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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20237141927分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「宮古ブルー」と称される、青く澄んだ海で有名な沖縄県の宮古島。

この美しい海が広がる人気観光地で、鍾乳洞を探検するツアーに参加していた60歳の女性が溺れ死亡した。

 【画像】女性はライフジャケットを着用 人気パワースポットで何が

事故があったのは宮古島市の「保良クバクンダイ鍾乳洞」、通称「パンプキンホール」。

大自然の神秘を感じる宮古島屈指のパワースポットとしても知られている。

女性は千葉県から島を訪れ、713日午前、保良泉ビーチからガイド2人と他の客の計9人でツアーに参加していた。

女性は、ツアー客がパンプキンホールに向け徒歩で移動していた際、水深約5060cmの場所で、ライフジャケットをつけた状態で溺れていたという。

宮古島海上保安部によると、ガイドにより引き上げられた女性は心肺停止の状態で病院に運ばれ、死亡が確認された。

 

【参加したツアーは今年5月にも事故が…】

事故があったパンプキンホールでは、ツアーを行う業者がサンゴの保全や客の安全のため、県が認定する保全利用協定を結んでいる。

しかし、女性が参加したツアーの業者は唯一、この協定に参加しておらず、今年5月にも鍾乳洞に客とガイド合わせて21人が取り残される事故が起きていた。

水難学会の理事は、水深が浅くても溺れる危険はあると指摘している。

水難学会 斎藤秀俊理事:
「大体、水深60cmというのは、溺れる可能性のある十分な深さです。
滑りやすいのと岩が結構ゴツゴツしていますから、足元がグラグラするわけですね。
そうすると、何かでバランスを崩して前に倒れ込むなど十分に考えられると思います。

特にこれからの季節は水の事故が増えるため、十分に注意が必要だという。

宮古島海上保安部は、ツアー業者の安全管理に問題がなかったかなど詳しく調べている。

 (「イット!714日放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f6f38653a982959aceacda3a856fb572bc6f4a6

 

714859分に宮古毎日新聞からは、安全協定の内容など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前、城辺保良のクバクンダイ鍾乳洞(通称・パンプキンホール)のツアーに参加していた女性が心肺停止となり、病院に運ばれた。

女性は搬送先の病院で死亡が確認された。

宮古島海上保安部が当時の状況を詳しく調べている。

宮古島では水難事故が相次いで発生しており、同部では無理のないマリンレジャーを選択するよう呼び掛けている。

同部によると13日午前9時35分ごろ、県消防司令センターから「シーカヤック最中に保良泉ビーチ沖で浮いている女性を発見し、カヤックで引き揚げビーチの浜に向かっている」と通報があった。

女性は千葉県在住の60歳で、パンプキンホールのツアーに参加。

ショップのガイド2人とツアー客7人でポイントに到着。

洞窟に向け徒歩で移動していたところ、同行者が水深約5060㌢の場所で溺れている女性を発見した。

その後、ガイドにより引き揚げられたが、意識がもうろうとした状態で宮古病院に搬送され、午前1051分ごろ死亡が確認された。

今年に入ってからマリンレジャーでの人身海難事故はこれまでに11件発生。
事故者は13人で、このうち3人が死亡している。

同部では、50歳以上の中高年による事故が多く発生していることから、体調管理などをしっかりと行い、体調不良、疲労、睡眠不足、二日酔い時はマリンレジャーを行わず、自身の持病なども十分把握し、無理せず安全第一で楽しむよう呼び掛けている。

一方、今回のツアーを実施したショップは5月にシーカヤックツアー参加者ら21人が一時、パンプキンホール付近に取り残された事故を起こした業者で、「保良クバクンダイ鍾乳洞保全利用協定」を締結してない。

市や協定締結事業者は、ツアー等を利用する際には利用客の安全安心、環境保全のため、同協定を締結している事業者の利用を強く訴えている。

保全利用協定は、「保全」と「利用」双方のバランスを取りながら、次世代に豊かな自然・文化を継承し、同時に観光産業の持続的な発展を図る制度で、県知事から認定を受ける。

「環境保全型自然体験活動(エコツアーなど)を行う場所の適切な保全と利用を行うため、地域住民や関係者からの意見を適切に反映しつつ、(ガイド業など)事業者間で自主的に策定・締結するルール」を設定している。

協定を結んだ事業者は

▽自然環境への配慮(道中のサンゴ折損、破壊を防ぐため、海中を徒歩により催行せず、必ずカヤックを使用して行う等)

▽安全管理(ツアーの人数制限等)

▽地域への配慮(保良泉ビーチの清掃活動や他活動に積極的に参加する等)

の3つの自主ルールとなっている。

https://www.miyakomainichi.com/news/news-176474/

 

※同じ業者による5月5日の取り残され事故については下記参照。
5月3日にも同様事故を起こしていたと報じられている。

202357日掲載 沖縄テレビ)

5日午後5時ごろ、宮古島市城辺の保良クバクンダイ鍾乳洞で「乗ってきたカヤックが流された」と、ツアーに参加していた客から警察に通報がありました。

山城記者:
『ツアー客らは、こちらのビーチからカヤックで、およそ500メートル先のあちらの鍾乳洞に向かったということです』

カヤックは鍾乳洞の近くのサンゴにロープを括りつけ、合わせて6隻係留していましたが、サンゴが折れて5隻が流されてしまい、ツアーに参加していた客とガイド、あわせて21人は身動きが取れなくなりました。

別のガイドが救助に向かい、全員無事に戻れましたが、25歳の男性が肘を擦りむく軽いけがをしました。

鍾乳洞は観光客に人気のスポットで、県はサンゴ保全の観点から、カヤックでの移動や一日あたりの入場を制限する保全利用協定を去年、策定しています。

しかし、この業者は協定に参加していなかったほか、今月3日にも同様のトラブルを起こしていました。

https://www.otv.co.jp/okitive/news/post/00007706/index.html

 

(ブログ者コメン)

今回の事故が業者の安全管理不備によるものかどうかは不明だが、客としては、同じような業者が多数ある場合、安心して参加できる業者のツアーを選びたいものだ。

ただ、業者の信頼性について得られる情報は限られている。

今回のツアーについても複数の業者があったが、「保全利用協定に参加している業者を選んでください」などと注意喚起した情報は見つからなかった。

これが大手旅行会社が紹介している業者であれば、会社が業者の信頼性についてある程度調べているので比較的安心・・・といったことはあるかもしれないが・・・。

知床カズワンについても然りだ。

 

 

(2023年7月27日 修正1 ;追記)

20237261832分にYAHOOニュース(琉球放送)からは、死因は病死だった、海保は業者に過失はなかったと判断したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

その後、宮古島海上保安部が業者の安全管理態勢などを調べていましたが、調査の結果、死因は溺れたことによるものではなく、発作的な症状が起きた病死だったことが分かり、業者に過失はなかったと判断したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab7f9983ff624401462690f0e01cc931e2a23068

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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