2024年5月20日19時40分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県富岡市の群馬サファリパークで20日午後0時半すぎ、女性飼育員(21)がマレーバクに右腕をかまれて重傷を負った。
ドクターヘリで搬送されて治療を受けているという。
同パークによると、飼育員がかまれたのはマレーバク3頭がいる展示場。
飼育員は13歳の雌(体長約180センチ、体重約400キロ)に1人でブラシをかけていた。
半袖を着ていて袖のない部分をかまれたといい、別の職員が駆けつけて119番通報したという。
かみついたバクはおとなしい性格で、子ども(雄、生後約1カ月)がじゃれついてきた際に体を起こして飼育員と接触する形になり、かみついたという。
同パークは、雌が子どもを別の雄と勘違いして追い払おうとし、その勢いで飼育員をかんだ可能性があるとみている。
飼育員は入社1年2カ月で、入社以来、かまれた雌を含めバクを担当していた。
同パークでは2022年9月、動物とふれあえるゾーン内で児童2人が相次いでカピバラにかまれ、けがをしている。
https://www.asahi.com/articles/ASS5N3FC9S5NUUHB00HM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
5月21日18時8分に東日本放送からは、子どもが来たのでちょっとどきなさいよ程度のことだった可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後0時半ごろ、群馬県富岡市の群馬サファリパークで21歳の女性飼育員が公開中のマレーバクに右腕をかまれました。
4年前に群馬サファリパークで撮影された映像では、マレーバクは気持ちよさそうに寝転んでブラッシングを受けています。
事故が起きたのは、このブラッシングの時間でした。
ブラッシングを受けていたマレーバクの母親に、4月に生まれたばかりの子どもが後ろから近寄ります。
すると突然、起き上がり、飼育員の右腕を複数箇所かんだということです。
おとなしいイメージのバクですが、人を襲うことはあるのでしょうか。
動物研究家 パンク町田さん:
「普段はおとなしいですね。
特に人に飼育されていたマレーバクは人を襲うような動物じゃない。
子どもがいることで警戒心が強くなっていたと思う。
マレーバクからすると、子どもが来たからちょっとどきなさいよ程度のことだと思う。
マレーバクとしてはそこまで悪気はなかったと思う」
かまれた女性飼育員はドクターヘリで病院に搬送。
サファリパークによりますと、骨折はないものの重傷だということです。
群馬サファリパーク広報課 杉本課長:
「ブラッシング中に事故が起こっていますので、当面の間ブラッシングをしない」
群馬サファリパークでは、人と同じ空間に入らないようにするなど対策をし、公開を継続するということです。
https://www.khb-tv.co.jp/news/15275010
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。