2019年9月21日に掲載した第2報がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第3報修正4として掲載します。
第2報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10011/
(2021年2月10日 修正4 ;追記)
2021年2月3日21時38分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、指導教諭が書類送検された、暴言を受けた生徒は不登校になっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は3日、当時練習を指導していた53歳の男性教諭が、トーチの灯油を絞りきらなかったなど安全対策を怠ったとして、業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
警察は、男性教諭の認否を明らかにしていません。
「一生残る傷になった。灯油を切っていればと後悔の念しかない。(書類送検を)重く受け止めてほしい」 (男子生徒の父親)
また当時、男子生徒は、火を消そうとしたこの男性教諭から、腕を足で踏みつけられた上、「バチが当たった」などと言われ、精神的ショックを受け不登校になりました。
「当時のことを思い出してパニックになったり、学校という名前を聞くだけで、手足が震えたり、引きこもった状態が続いています」 (男子生徒の母親)
この事故をきっかけに、名古屋市内の学校では火を使ったトーチの使用が禁止となっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a780f141664eebcc37581f51724e34e93b274f03
2月4日6時0分に朝日新聞からは、学校が用意したトーチ(厚手のタオルが巻かれていた)を使った、教諭がタオルを十分に絞らなかった、ネット中傷もあって生徒は区外に引っ越したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
やけどを負った男子生徒の母親によると、生徒はいまも後遺症や心の傷に苦しんでいる。
生徒が手首の内側からひじにかけて負った20センチほどのやけどは、一部がケロイド状に。
痛みやかゆみが残り、現在も通院し、4日に手術を受ける。
母親は、「防げた事故。関わった全ての人に、重大さを受け止めてほしい」と話す。
母親によると、生徒は事故前、病気で練習を1週間休んだ。
本来は自作のトーチを使うが、学校が用意したものを使ったところ、厚手のタオルが巻かれていた。
捜査関係者によると、当日、教諭は灯油を含んだタオルを十分に絞らなかったとされる。
事故後、生徒は「回せないほどトーチが重かった」と話し、着衣にも灯油が飛び散っていたという。
教諭や担任から「自業自得」、「練習が少ない罰が当たった」などと言われ、ネット上で「生徒が下手だった」、「事故のせいでトーチが禁止された」といった中傷も受けたという。
登校できなくなり、区外に引っ越した。
市教委は昨年11月、生徒への暴言があったとして担任を、指導時の安全管理が不十分だったとして男性教諭を文書訓告とした。
書類送検を受けて市教委は3日、「事故は残念で、やけどを負った生徒に申し訳ない。再発防止と信頼回復に努める」とコメントした。
https://digital.asahi.com/articles/ASP237WGFP23OIPE00Q.html?pn=6
(ブログ者コメント)
これまでの報道では、灯油を絞り切っていなかったのが誰だったか、不明確だった。
(2022年3月30日 修正5 ;追記)
2022年3月29日19時20分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、男性教諭に罰金刑が言い渡されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
練習を指導していた現在54歳の男性教諭がトーチの灯油を絞り切らない状態で火をつけるなど安全対策を怠ったとして、書類送検されていました。
名古屋区検は男性教諭を業務上過失傷害の罪で略式起訴し、名古屋簡易裁判所は今月23日付けで罰金30万円の略式命令を出しました。
男子生徒の保護者は「本人への謝罪もなく罰金で済んでしまう結果には納得できない」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4529d05dee5486271e649f9481be8f44cab9641b
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。