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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202124171分にYAHOOニュース(東洋経済オンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長文につき、ポイントと思われる部分のみ、抜粋して紹介する。

 

ネットの普及は、誰でもオープンな場で情報発信することを可能とし、1億総メディア時代をもたらした。

 

今では誰もがSNSでコミュニケーションをしている時代だ。

 

・・・・・

 

しかしそれに伴い、「ネット炎上」という現象が頻発するようになった。 

 

デジタル・クライシス総合研究所の調査では、2020年の炎上発生件数は、年間およそ1400件だったようだ。 

 

・・・・・

 

拙著『正義を振りかざす「極端な人」の正体』は、炎上に参加する人たちの実態に、豊富な統計データ分析と事例分析で迫っている本である。  

 

ひとたび炎上が起こると、社会全体がその人や企業を攻撃しているように見える。

 

SNSは誹謗中傷であふれ、攻撃されている側からすると、まるで世界中が敵になったように見えていることだろう。  

 

しかし、2014年に約2万人を対象としたアンケート調査データを分析した筆者らの研究の結果は、驚くべき炎上の実態を示した。

 

なんと、過去1年以内に1度でも炎上に書き込んだことのある人―つまり「現役の炎上参加者」―は、ネットユーザーのわずか0.5(200人に1)しかいないことがわかったのである

 

・・・・・

 

さらにこれを炎上1件当たりに換算すると、炎上1件当たりにネットユーザーのおよそ0.0015%が書き込んでいる計算になる。

 

0.0015%という数字はほとんど見たことがないと思うが、これは大体約7万人に1人くらいの割合だ。

 

これだけ頻繁に発生している炎上について、たった0.0015%しか書き込んでいないとは驚きだ。

 

・・・・・

 

この結果は意外に感じるかもしれないが、炎上に参加するような「極端な人」が少ないことは、実は有識者の間では前から知られていたことでもある。

 

例えば、2ちゃんねる(5ちゃんねる)の管理人であったひろゆき氏は、「2ちゃんねる上のほとんどの炎上事件の実行犯は5人以内であり、たった1人しかいない場合もある」と述べている。  

 

また、ジャーナリストの上杉隆氏によると、自身のブログが炎上して700以上のコメントがついた際にIPアドレスを確認したところ、コメントしていたのはたった4人であったようである。

 

さらに、「書き込んでいるのはごく少数」というだけではない。

 

実は、そのごく少数の中のさらにごく一部の「超極端な人」が、炎上の大部分を占めているという事実もある。

 

・・・・・

 

結局、ごくごく一部の大量に書き込んでいる人の意見が、あたかも社会の意見であるかのようにネット炎上では見えてしまっているのだ。

 

ただし、これをもって「炎上は些末な出来事」と考えるのは早計である。

 

参加している人の数は少なくとも、炎上を知らない人はたった8%であり、10人に9人以上は炎上を知っていることが、先述の2014年調査からわかっている。

 

そして、このようなごく少数の人の批判や誹謗中傷が世間に広く認知される要因の1つに、メディアの存在がある。

 

炎上のメカニズムを簡単に説明すると、最初SNS上で批判的な拡散が起こる。

火種の発生だ。

 

もちろんそこで拡散されていくが、多くの場合SNS上のシェアだけでは広がりは限定的である。

 

しかしそれがネットメディアで取り上げられ、さらにマスメディアで取り上げられると、非常に大きな炎上となっていく。  

 

実は、炎上とはネットの現象ではあるが、マスメディアが最も強い拡散機能を持っていることがわかっている。

 

帝京大学准教授の吉野ヒロ子氏による分析の結果、炎上を知る経路として最も多かったのはテレビのバラエティ番組(58.8)だったのだ。

 

一方、ツイッターは23.2%にとどまっていた。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e62cac7f2ba3ab6ffeff2b7274707e435629905d

 

 

※本件、4ケ月ほど前、2020107910分に同じ東洋経済オンラインから、ネット炎上に参加する人の分析結果が、下記趣旨でネット配信されていた。

これも長文につき、ポイントのみ抜粋して紹介する。

 

ネットを見ていると、「極端な人」に高頻度で出会う。

 

「コイツ頭おかしいだろ」「○○は人間の最下層だ」――。

このような罵詈雑言は、わざわざ探そうと思わなくても、否応なしに目に入ってくることがある。

 

・・・・・

 

こうしてみると、「極端な人」が、時にSNS上の誹謗中傷投稿者として、時に自粛警察として、時にネット炎上に加担する人として、その力をふるっているように見える。

 

その影響は甚大だ。

 

進学・結婚が取り消しになった人、活動自粛せざるをえなくなった芸能人、倒産してしまった企業……中には、誹謗中傷を苦に亡くなってしまうような例もある。

 

拙著『正義を振りかざす「極端な人」の正体』では、このように社会に大きな影響を与える「極端な人」がどういった人でどれくらいいるのか、なぜ極端な態度になるのか。

 

その正体に、事例分析とデータ分析から迫っている。 

 

・・・・・

 

誰が「極端な人」なのか。

 

私が2014年と2016年に実施した、それぞれ2万人と4万人のデータを使ったネット炎上に関する実証研究も、「極端な人」の驚くべき実態を示している。

 

なんと、「男性」「年収が高い」「主任・係長クラス以上」といった属性であると、炎上に参加する(書き込む)傾向にあるという結果になったのだ。

 

事例だけでなく、データ分析結果からも、旧来言われていたような「極端な人」の属性が、的外れだったことが示されたといえる。

 

・・・・・ 

 

しかし気になる点が1つある。

 

それは、なぜこのような人たちが「極端な人」となって過剰な批判や誹謗中傷を書いてしまうのかという点だ。

 

私がその「動機」について研究したところによると、どのような炎上事例でも、書き込んでいる人の6070%の人が「許せなかったから」や「失望したから」といったような、正義感から書き込んでいることがわかった。

 

・・・・・

 

ここまで明らかになった炎上参加者の属性や書き込んでいる動機から、炎上の1つの姿が見えてくる。

 

このような人々は、それなりに知識があり、情報に触れる機会も多い。

 

分析では、ラジオ聴取時間が長いといったような特徴も出ていた。

 

そのように知識がある中で、政治やジェンダーなど、関心のある問題に対して確固たる信念や、ロジックを抱くようになる。

○○は正しい、△△は間違っている……。

 

そして、そのような自分の考えと異なる発言を見たときに、批判をする。

 

批判をするだけならばよいが、一部の「極端な人」は、そこから感情的に人格攻撃までしてしまうというわけだ。

 

そしてもう1つ、企業の不正行為や、一般人の悪ふざけ、芸能人の不祥事などに対しては、「悪いことをしている人(企業)を叱りつけている」ということがある。

 

「こんな人・企業には制裁を加えなきゃいけない」「こういうことをする人は教育しなきゃいけない」。

こういう気持ちで、心無い言葉を大量に書き込んでいくのである。

 

・・・・・

 

https://toyokeizai.net/articles/-/378777 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

トーチトワリング練習中に火傷した中学生が、ネットで中傷されたこともあって区外に引っ越したという情報を、昨日紹介した。

その関連情報として紹介する。

 

ちょっと前、テレビのやらせ演出を真実と信じ込まされた人たちが、演出指示にイヤイヤ従っただけの女子プロレスラーを自死に追いやった事件もあった。 

あれも、投稿は1200件600アカウントだったとのこと。

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121700448&g=soc

 

600の中には、1人で複数のアカウント所有というケースもあったであろうことは、容易に想像がつく。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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