2015年3月17日付で毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月16日23時2分に朝日新聞から、3月17日11時40分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後1時20分ごろ、平塚市入野の市立金田小学校の理科室で、上下可動式の黒板がコンクリートの壁からはがれて倒れ、清掃をしていた4年生男子児童の頭部に黒板の一部が当たった。
児童は近くの病院に搬送されたが、額に軽いけがをしただけで出血もなく、CTスキャンでも異常は発見されなかったという。
平塚市教委によると、倒れたのは上下2枚組のホーロー製黒板(1枚あたり縦1.8m、横3.6m、厚さ4cm、重さは全体で82kg)で、壁面に固定していたアルミ製の枠ごと落下した。
けがをした児童は清掃中で、上の黒板が汚れていたので下に下ろそうとしたところ枠ごと倒れたという。
黒板は2000年に設置されたもので、枠をコンクリート壁に固定する鉄製のビスが11カ所とも外れていた。
上下可動式の黒板が倒れる事故は、昨年12月に相模原市の小学校でも起き、児童がけがをしている。
この事故を受けて平塚市教委でも全小中学校に点検を指示したが、今回落下した黒板は、その点検時には異常はなかったという。
市教委施設課は、今後、金具などでこれらの黒板の補強を行う方針。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20150317ddlk14040201000c.html
http://www.asahi.com/articles/ASH3J5V96H3JULOB01L.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150317-OYT1T50060.html
(ブログ者コメント)
昨年12月の点検時、市教委からは、どのような指示が出されたのだろうか?
単に「点検せよ」という指示だけでは、対応にバラツキが出る恐れあり
「この部分を、こういうふうに点検せよ」といった指示は出ていたのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。