2020年10月21日付で中国新聞から下記趣旨の記事が、ジグザグ状の天井の写真付きでネット配信されていた。
福山市教委は21日、同市北吉津町の桜丘小で音楽室の天井から部材が落下し、6年の女子児童(11)が軽いけがをしたと発表した。
市教委は、同小職員による修繕が不十分だったことが原因とみている。
市教委によると、同日午前9時20分ごろ、天井パネルの継ぎ目を隠す木製の化粧材(縦横約3センチ、長さ約4メートル、重さ約1・3キロ)が落下。
授業中の児童を直撃した。
児童は市内の病院で頭部打撲と診断された。
午後1時すぎに学校に戻り、授業を受けたという。
教室の天井は音響効果のためジグザグ状になり、部材は室内の中央付近でも使われていた。
15日に教頭が一部が落ちかかっていたため取り外し、20日に同小の学校技術員がテープとくぎで付け直していたという。
市教委は今後、危険箇所を見つけた場合の対応や市教委への連絡などのルールづくりを検討する。
市立の全110校では週内に、教職員が全教室を目視点検をする。
記者会見を開いた金尾管理部長は「児童生徒の安全を守る立場としておわびする。管理を徹底して再発防止に努める」とした。
10月21日21時5分に山陽新聞からは、両面テープと釘で固定しなおしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
午前9時20分ごろ、新型コロナウイルス対策で普通教室として使っていた音楽室で落下した。
女児のほか35人が授業を受けていたが、けがはなかった。
落下した木材は天井のパネル間の継ぎ目隠しに使われており、ぶら下がっているのを15日に教頭が見つけ撤去。
20日午前、技術員が両面テープとくぎで固定し直したという。
市教委は取り付け方が不十分だったとみて調査を進める。
市教委は21日以降、市立全110校で教室などの緊急点検を行う。
緊急点検は目視で実施し、構造が同じ音楽室では市の建築技師による点検も行う。
https://www.sanyonews.jp/article/1063927
10月21日19時24分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、2018年の法定点検時は天井に異常は見つかっていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この木材は今月15日、落ちそうになっているのを学校職員が確認し、一度取り外されましたが、20日に職員によって再び取り付けられたばかりでした。
2018年に実施された法定点検では天井に異常は見つかっておらず、教育委員会は木材の取り付け方に不備があったとみて落下の原因を調べるほか、今週中に市内全ての公立学校で学校設備の緊急点検を行うことにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/de1253e73f2acbba6ae93c9ee6f99c5b29068a1d
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。