2022年10月29日付でRKB毎日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大野城市の小学校で、児童7人が理科の実験中に体調不良を訴え病院に搬送されました。
大野城市教育委員会によりますと、28日午前、下大利小学校の6年生30人が理科の実験を行っていたところ、合わせて7人の児童が「気分が悪い」などと、臭いによる不快感や体調不良を訴えました。
7人は病院に搬送されましたが、その後、全員が回復し帰宅したということです。
児童が行っていたのは塩酸にアルミを溶かしたものを蒸発させる実験でした。
市教委は、「薬品の分量や実験の手順は教科書どおりで、換気も十分に行っていた。原因が分からない」と話しています。
理科の実験をめぐっては、今月13日にも福岡市内の小学校で8人の児童が体調不良を訴える事案が起きています。
10月29日7時6分に読売新聞からは、水溶液に金属を溶かして加熱する実験中だった、前日に予備実験を行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時55分頃、福岡県大野城市東大利4の市立下大利小から、「理科の実験中に気分が悪くなった児童がいる」と、春日・大野城・那珂川消防本部に119番があった。
6年生の男女児童7人が理科の授業で実験をしている際に発生した気体を吸って体調不良を起こしたとみられる。
7人は春日市内の病院に救急搬送されたが、症状は軽く、全員が回復している。
大野城市教育委員会によると、この日午前10時5分から、校舎2階の理科室で、6年生30人が、水溶液に金属を溶かして加熱する実験をしていた。
7人は、加熱した際に発生する気体を吸ったとみられ、4人が授業中に、3人が授業後に「気分が悪い」などと訴えた。
授業の前日に適正な試薬を作って予備実験を行い、授業中は理科室の窓を開けて換気をしていたという。
市教委は「安全対策を徹底するように市内の小中学校に注意喚起していく」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221028-OYT1T50311/
(ブログ者コメント)
今月13日の事案(カセットコンロで着火操作を繰り返した)については、本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。