2013年8月2日9時21分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市は、トラブルが続いて市への引き渡しが遅れているごみ焼却灰溶融施設(同市伏見区)について、工事を請け負っている住友重機械工業との契約を解除する方針を決め、1日、同社側に口頭で伝えた。同社が約束した8月末の引き渡しが不可能と判断した。
同施設では、ごみの焼却灰を溶かして体積を減らす。
市が同社に114億円で発注し、平成19年に着工していた。
22年5月末までに完成し、市に引き渡される予定だった。
しかし、先立って行われた試運転で施設の廃水から基準値を超えるダイオキシンが検出されるなどトラブルが相次ぎ、引き渡しは延期。
同社は1日約200万円の遅延損害金を市に支払った上で、今年8月末までの引き渡しを約束していた。
同社は6月16日から30日間連続で施設を稼働させる2次試運転を開始したが、同月27日に再びトラブルが発生。
同社は改善策を示したが、市は「抜本的に改善されない」と判断し、契約解除を決めたという。
市では、今後文書で正式に契約解除を伝えた上で、すでに建設された施設の撤去も求めるほか、損害賠償請求も検討する。
今後、同様の施設を建設するかは未定だという。
市の担当者は「安心安全な施設として引き渡しを受けることはできないと判断せざるを得ない」としている。
一方、住友重機械工業は「トラブルが続き稼働が遅れたことは遺憾」とコメントした。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130802/waf13080209240006-n1.htm
本件、京都市のHPに8月1日付で「・・・契約解除について」というお知らせが掲載されている。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000153323.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。