2013年11月5日12時6分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道警は4日、札幌北署の札幌駅北口交番に勤務する男性警部補(58)が、管内の住民や事業所計約150戸の個人情報などを記載し、巡回時に携行する案内簿を紛失したと発表した。
発表によると、案内簿は事件や事故などの際に地域住民や事業主らと速やかに連絡を取るため、住所や代表者らの名前を記載。このうち約50戸は、住民らの協力を得て、家族の氏名や勤務先、生年月日、電話番号なども記載していた。
警部補は10月31日午後、巡回から戻り、案内簿を机の横の暖房器の上に置いた。
その後、別の案件処理で約1時間、交番を無施錠で空けた。
3日昼、なくしたことに気付いた。
同交番は4人ずつの3交代制で、普段は交番内の施錠したロッカーに保管しているという。
道警は該当する住民らに事情を説明して陳謝し、何者かが持ち去った可能性もあるとみて調べている。
道警地域企画課は「関係者に多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる。指導を徹底して、再発防止に努める」とのコメントを出した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131105-OYT1T00176.htm?from=ylist
2013年11月6日0時18分に毎日新聞から、11月6日0時8分に北海道新聞から、11月6日付で読売新聞北海道版から、ロッカー内で発見されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道警は5日、同交番内の鍵付きロッカーで見つかったと発表した。
片付け忘れた後、同僚署員が所定場所に収納しながら、十分に捜していなかったとみられる。
道警によると、案内簿は5日午後1時45分ごろ、ロッカー内を再度捜していた交番員が見つけた。
150世帯分の案内簿はファイルに挟んでいたが、背表紙のラベルを上から貼り付けて再利用していた。
3日に紛失が発覚した後もロッカー内を捜索したが、背表紙のラベルがはがれていて、中身と違うことが書かれていたため気付かなかったとされ、外部に持ち出された形跡はないという。
道警地域部の藤村参事官は、「保管管理の徹底に努める」とのコメントを発表した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20131106k0000m040133000c.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/502370.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131106-OYT8T00021.htm
(ブログ者コメント)
重要物品の紛失で思い出すのは、2011年10月5日に九州大学で起きたヒ素化合物紛失騒ぎだ。
実際は、紛失を届け出た准教授が瓶の蓋の色などを勘違いしていただけで、保管庫から発見された。
この点、今回の紛失騒ぎと通じるところがある。
ただ、2011年の騒ぎでは、発見後、准教授は自死された。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/817/
重要物品の管理には、くれぐれもご用心。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。