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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20131018日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3358/

 

 

(2013年11月8日 修正1 ;追記)

 

20131013日付の西日本新聞紙面に、防火扉管理上の注意点が、下記趣旨で掲載されていた。

 

消防によると、1階には「高温感知」で閉まる防火扉2枚と「常閉タイプ」の扉が1枚。2階は「煙感知」で閉まる扉が2枚、3~4階は「常閉タイプ」の扉が各1枚あった。

 

高温で作動する1階の防火扉は、通常、壁面に固定されている。

火災が起きると、扉を壁面に固定する「温度ヒューズ」が熱で溶け、扉が閉まる。

 

福岡市内の消防設備点検業者は、「温度ヒューズが溶けても防火扉が閉じないのは、扉の部分に腐食があったためではないか」と推測。
さらに、センサーなどで火や煙を感知しても、「壁に固定された扉は開け閉めしないから、長い年月が経てば動かなくなりやすい」とも指摘した。

 

消防関係者は、「年数回は、扉を開閉する必要がある」としている。

 

 

また、20131014日付の西日本新聞紙面に、加熱用の電気製品はトラッキングなどが発生する恐れが強いという下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

消防などは、ほこりなどが原因でコンセントに差し込まれたプラグ付近でショートして発火する「トラッキング現象」が起きた可能性があるとみている。

 

消防関係者によると、加熱用の電気製品は比較的強い電流が流れるため、コードの劣化やトラッキングなどが発生する恐れが強いという。

 

火災が起きた当時は雨が降り、湿度も97%と高く、湿気でショートが起きやすい気象条件だったという。

 

 

 

(2014年3月1日 修正2 ;追記)

 

20142232158分に毎日新聞から、煙の流れの再現実験が行われたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県警と福岡市消防局は23日、火元の医院1階で発煙筒をたき、煙の回り方を調べる煙道実験をした。
県警は、業務上過失致死傷容疑での立件を念頭に捜査しており、実験で得たデータは今後実施予定の火災再現実験の参考にする。

火災は昨年10月11日午前2時20分ごろ出火。
1、2階にいた入院患者8人、3階にいた前院長夫妻の2人が死亡した。
10人の死因は、いずれも煙を吸った一酸化炭素中毒とみられる。
1、2階の防火扉は作動しなかった。

実験は、午前10時ごろから複数回実施。
火災で割れた窓ガラスを板で塞いだ上で、火元とみられる温熱機器のあった1階処置(診療)室で発煙筒をたいた。
防火扉を開けたり閉めたりするなど条件を変え、1〜4階に煙が充満する速さや濃度などを調べた。

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140224k0000m040060000c.html

 

 

 

(2015年2月20日 修正3 ;追記)

 

20152172332分に毎日新聞から、安全措置を怠ったとして院長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2141021分に毎日新聞から、2141120分に西日本新聞から、2171854分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(原因が特定されたため、タイトルも修正した)

 

福岡県警は17日、防火扉の管理などの安全措置を怠ったとして、院長(47)を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。


県警によると、院長は「死傷者が出た責任は認めるが、防火扉の維持管理は業者がしていると思った」と、容疑の一部を否認している。


県警は、消防庁消防研究センター(東京都調布市)などで燃焼実験を実施し、出火元を1階にあった「ホットパック」と呼ばれる温熱治療用具を暖める機器のコンセント部分と特定。

壁の差し込み口との間にほこりなどがたまり発火する「トラッキング現象」が起き、煙が機器のあった部屋近くの階段を伝って上階へ上ったとされる

 

送検容疑は、院長は実質的な防火管理者だったにもかかわらず、認知症だった母親(当時72歳)=火災で死亡=を防火管理者とし、また、入院患者の多くが介護の必要な高齢者で、夜間は看護師1人の当直態勢であることを認識しながら、

(1)防火扉の一部に紙やストッパーを挟み閉まらないようにしていた

(2)防火扉の煙や熱を感知する部品が壊れていたのに、点検を怠り放置した

(3)避難出口となる1階裏口の扉の鍵を当直の看護師に持たせず、玄関も内側のドアノブに鎖を巻いて容易に開かないようにした

などとしている。

 

県警によると、福岡市消防局が10年1月に実施した消防法に基づく査察で防火扉のストッパーなどの除去を求めたが、医院側は「改善した」と報告していた。


防火扉に紙を挟んでいたのは誤作動を防ぐためだったとみられ、医院関係者は、患者が夜間に外に出ないよう玄関に鎖を付けていたと説明しているという。

 

また、消防法は医療機関などに年2回以上の消火・避難訓練を義務付けているが、法律通り実施されていなかった。


出火当時、当直の看護師による初期消火や避難誘導はなされなかった。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20150218k0000m040161000c.html

http://mainichi.jp/select/news/20150214k0000m040121000c.html

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/145556

http://www.asahi.com/articles/ASH2K43Y9H2KTIPE00C.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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