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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201612140分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

112128分に朝日新聞から、13933分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後、和歌山県全域の携帯電話利用者に「大きな津波の観測があった」との緊急速報メールが自動配信され、和歌山県は約1時間後に、誤報だったと発表した。

 

津波観測システムに、津波の高さを測定するために必要な、海面変動の基準となる今年の潮汐データを県職員が入力しないミスがあったため、通常の潮汐変動を津波と判断したことが、原因の一つとみられるという。

 

県によると、午後2時8分、「和歌山県沖にて大きな津波の観測があった」と、高台避難を呼び掛けるメールが一斉に送信された。

3時1分に、「津波がさらに大きくなっている」と送信した。

 

誤報と確認し、県は3時15分に「地震の発生は確認されていない」と訂正のメールを配信した。

受信した人の数は不明。

 

県庁や市町村には問い合わせが殺到。

県庁では、システムを運用する防災企画課などの職員が急きょ出勤し、情報収集にあたった。

和歌山市役所では、当直の職員に加え、臨時に職員が出勤。市民からの電話対応に追われた。

 

和歌山市では、秋葉山公園(秋葉町)内の広場に住民約100人が避難。和歌山市消防局の職員が、避難者に誤報であることを説明した。

 

JR和歌山支社によると、JR紀勢線の宇久井駅(那智勝浦町)に停車していた普通電車(新宮発串本行き、乗客28人)が約5分間、発車を見合わせた。地震が確認されなかったため、運転を再開したという。

 

初売りで混雑した大型商業施設では、客の携帯電話が一斉に鳴り、誤報を知らせる館内放送がかけられるなど、混乱した。

 

和歌山県は昨年11月、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)が三重県尾鷲市沖の海底に設置した装置で津波が観測されると、携帯各社の緊急速報メールで自動配信する運用を開始した。

 

潮の満ち引きのデータは県職員が入力する必要があったが、確認不足から、2016年分のデータを入力していなかった。

県防災企画課の高瀬課長は、「県民に迷惑をかけたことを深くおわびします」と謝罪した。

 

日ごろから避難訓練に取り組んでいるという新宮市の小芝さん(73)は、南海トラフ巨大地震では約10分で最大8.5mほどの津波が来ると頭に入れており、メールの後、消防からの情報で避難はしなかったが、「えらい迷惑やったな」と話した。

有田市の60代の無職男性は、「経緯をしっかりと説明してほしい」と注文をつけた。 

 

出典URL

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK01H1O_R00C16A1000000/

http://www.asahi.com/articles/ASJ115X24J11PXLB007.html 

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160103-OYT1T50020.html

 

 

141936分にNHK和歌山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県ではすでに必要なデータの入力を終え、システムが正常に動くかどうか検証を続けている。
また、これまではデータ入力の担当者や、トラブルが起きた際の対応策を明確に決めていなかったため、マニュアルづくりを進めているということで、メール配信を再開させるメドはまだ立っていない。

 

和歌山県の仁坂知事は、記者団に対し、「まことに初歩的なミスで元日の平穏をやぶり、県民や市町村の防災担当者には大変申し訳なく思っている」と陳謝した。

そして、2回にわたって誤った情報を配信したことについて、「多くの問い合わせや職員の参集などの対応に追われ、システムを切り損なってしまった」と述べた。

そのうえで、「県民の避難のためのものなので、システムを作り上げたこと自体は決して間違いではなかった。今回のことを教訓に、システムがきちんと運用されるよう、気をつけていきたい」と述べた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044734451.html?t=1451938887796

 

 

以下は、関連報道。

 

111834分 NHK NEWS WEB)

和歌山県 津波情報を2回誤配信 避難始めた人も

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160101/k10010358601000.html

 

112351分 読売新聞)

「大津波」と誤報メール潮位データ入力漏れで

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160101-OYT1T50027.html?from=ycont_top_txt  

 

 

 

(2016年2月11日 修正1 ;追記)

 

201629849分に産経新聞westから、再発防止策に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は、8日、津波を観測するシステムに今年の潮位データが入力されていなかったことが原因だったと特定したと発表した。

県は再発防止策を取りまとめており、12日午後からメールの運用を再開する。

 

県防災企画課によると、システムはあらかじめ入力された潮位変化のデータをもとに、津波の高さを測定。

入力は11~12月ごろに行われるが、今回は担当者が決まっていなかったため未入力となっており、通常の潮位の変化を誤認識し、メールを配信したという。

 

このため、今後は11月に担当者が入力することをマニュアルで徹底するほか、システムには、入力漏れのまま年が改まった場合、メールの配信を停止する機能を導入した。

 

同課の担当者は、「誤配信が二度と起こらないように対策をした。今後、メールが配信された場合、早く避難をするように対応をとってほしい」と話した。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/160209/wst1602090023-n1.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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