2016年1月4日20時25分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月5日18時55分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前6時50分ごろ、札幌市清田区清田1の4の道道で、走行中の観光バスの後部から出火し、バスは半焼した。
運転手ら乗っていた12人にけがはなかった。
警察はタイヤが破裂したとみて、原因を調べている。
警察によると、バスはスイミングスクールの合宿で江別市から函館市に向かう途中で、小学生から高校生までの児童、生徒やコーチが乗っていた。
「バン」という音がした後、右後部のタイヤ付近から煙が出たという。
これまでの警察の調べで、右後ろのタイヤ付近の焼け方が激しいことがわかり、警察は、この付近から火が出たとみている。
バス会社の話では、このバスは平成5年から使われていて、現在の会社では平成21年に中古で購入して使用していたという。
全国でバス火災が相次ぎ、国からの指示を受け行った年末の点検では異常はなく、4日の出発前の朝の点検でも、バスに異常は見つからなかったという。
警察は、出火場所の特定を進めるとともに、今後、専門家の意見も聞くなどして、出火原因を詳しく調べることにしている。
「NHKのナレーション」
火災の状況を近くの防犯カメラがとらえていました。
進行してきたバスは後部付近を炎上させたまま交差点を右折し、あちらの付近で停まったといいます。
画面左から見えてくるのが炎上したバス。すでに車体右側後部のタイヤ付近から煙があがり、隙間から炎も見えます。
勢いを増す炎。窓の高さまで迫っています。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160105/k00/00m/040/073000c
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160105/4787041.html
(ブログ者コメント)
大型自動車のタイヤがパンクして火災になったらしい事例は、1月3日に大分県で起きたばかりだ。(本ブログ掲載済)
なぜタイヤのパンクで火災になるのか?
調べてみると、過去、パンクしたまま走っていて道路とタイヤの摩擦熱あるいは火花で火災になった事例があった。
(堺市消防局 火災調査ファイル20)
『はがき4枚-パンクもほどほどに』
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fireschool2/p-sakai-20.pdf
(2004年7月6日 Response)
『パンクの軽視が車両火災を招く』
http://response.jp/article/2004/07/06/61881.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。