







2018年4月7日14時57分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時10分ごろ、京都府舞鶴市余部下にある造船専業大手「J社」の造船所で、船底を製造していた会社員Oさん(男性、39歳)が機械に頭を挟まれているのを同僚が見つけた。
現場で死亡が確認され、警察は事故とみて調べる。
警察によると、はしご状のコンベヤーの隙間から転落し、挟まれたとみられる。
発見の数分前、Oさんがコンベヤーを作動させるのを別の同僚が見ていたという。
出典
『機械に頭を挟まれ男性死亡 京都・舞鶴の造船所』
https://www.sankei.com/west/news/180407/wst1804070053-n1.html
4月7日23時12分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
J社舞鶴事業所で、作業をしていた別会社の男性社員(39)が船底の部品を移動させる機械のローラーに頭部を挟まれているのを、同僚の男性2人が発見した。
出典
『ローラーに頭部はさまれ男性死亡 京都・舞鶴の造船会社』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180407000126
4月8日付で朝日新聞京都市内版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同僚2人と、鉄材を加工し船底をつくる作業をしていたという。
警察によると、男性は鉄材を載せて運ぶローラーを下げる操作をした際、ローラーとストッパーの間に挟まれた。
2018年4月1日12時46分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月31日午後7時すぎ、鏡石町の工場の敷地内にある工事車両を洗うための作業場で、生コンクリートをくみ上げて高いところに流し込むのに使う「コンクリートポンプ車」の金属製の羽根に作業員が巻き込まれているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
巻き込まれたのは玉川村の土木作業員、芳賀さん(男性、33歳)で、その場で死亡が確認された。
警察によると、芳賀さんが巻き込まれた羽根は生コンクリートをくみ上げるために回転するもので、工事現場から戻ったあと、コンクリートを洗い流す作業を1人で行っていたという。
警察は、芳賀さんが羽根が回転しているところに誤って転落したとみて、事故の詳しい状況を調べるとともに、安全管理に問題がなかったか調べることにしている。
出典
『工事車両の羽根に巻き込まれ死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180401/6050000601.html
4月1日8時35分に福島民友からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後7時20分ごろ、鏡石町の自動車整備会社で、コンクリートポンプ車を清掃していた男性がコンクリートをかき混ぜる「ホッパー」に巻き込まれた。男性は死亡した。
警察が男性の身元や原因などを調べている。
警察によると、ホッパーは何らかの理由で清掃中に起動していた。
同僚男性が巻き込まれたのを発見し、119番通報した。
出典
『コンクリートポンプ車清掃中の男性死亡 ホッパー巻き込まれる』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180401-257341.php
(ブログ者コメント)
羽根を回転させながら洗浄していたということだろうか?
2018年3月23日19時13分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前8時半ごろ、室蘭市仲町の日鉄住金セメントの敷地で、工程の一部を請け負っている「Y工業」の原料を細かく砕く設備のベルトコンベアに男性作業員の上半身が挟まれているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
男性作業員は消防の救助隊に助け出されたものの、頭を強く挟まれていて、その場で死亡が確認された。
警察によると、死亡したのは室蘭市輪西町のTさん(男性、37歳)で、午前7時半ごろから同僚3人とともに設備に入り、清掃を担当していた。
午前8時過ぎに同僚がベルトコンベアを動かし始めた直後に異常を感じ確認したところ、Tさんが挟まっているのが見つかったという。
警察が事故の詳しい原因を調べている。
Y工業室蘭支店は、「通常では考えられない事故で、どのようなミスがあったのか会社として調べたい」としている。
出典
『ベルトコンベア挟まれ男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180323/3280721.html
2018年3月15日21時16分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月16日5時0分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後4時40分ごろ、北見市中心部の商業施設「まちきた大通ビル・パラボ」の最上階の7階の上にある機械室でエレベーターの改修工事を行っていた作業員が、鉄骨でやぐらを組んで重さおよそ2トンのモーターをつり上げたところ、突然、モーターがやぐらごと倒れた。
警察や消防によると、この事故で、22歳と47歳の男性作業員2人が足や腕などをモーターに挟まれてけがをした。
2人は、いずれも意識はあり、命に別状はないという。
また、近くにいた47歳の別の男性作業員も、倒れてきたやぐらの鉄骨が当たって足に軽いけがをした。
警察によると、当時現場では、ビル管理会社の下請け業務として、あわせて8人の作業員がモーターを交換する作業を行っていて、モーターをつり上げたところ、やぐらとともに突然、倒れたという。
事故があった商業施設は、JR北見駅の近くにある北見市が所有する7階建ての建物で、4階より上の階には市役所の一部や市議会も入っている。
警察は16日、現場検証を行って、モーターややぐらが倒れた原因を詳しく調べることにしている。
出典
『エレベーター改修中 作業員けが』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180315/3089651.html
『エレベーター工事中に3人けが 北見』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/172395/
2018年3月16日7時0分に産経新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前9時45分ごろ、群馬県太田市六千石町の金属リサイクル工場「Fメタルリサイクル太田工場」の工場長、Aさん(男性、39歳)がプレス機に挟まれ、死亡した。
Aさんは全身を挟まれ、ほぼ即死だったという。
警察によると、この日、Aさんは午前8時ごろから、同僚と2人でプレス機の中に廃金属を入れ、プレスをする作業をしていた。
同僚が席を外した直後、プレス機のリモコン型スイッチを首にかけて詰まった金属を取り除こうと機械の中に入った際、何らかの原因でスイッチが入り、機械が作動したという。
Aさんは午前10時ごろ、同僚に発見された。
プレス機は床面に設置され、縦1.8m、横1.2m、深さ0.75m。
警察が死因などを調べている。
出典
『プレス機に挟まれ39歳工場長が死亡』
http://www.sankei.com/region/news/180316/rgn1803160023-n1.html
2018年3月13日18時32分にテレビユー山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう昼前、庄内町の運送会社敷地内で、従業員の40代の女性が倒れた洗車機とフェンスの間に挟まれ、意識不明の重体となっている。
意識不明の重体となっているのは、庄内町余目の運転手、Nさん(46歳)。
警察によると、Nさんは今日午前11時30分ごろ、庄内町余目のH運輸の敷地内で、同僚2人とともに倒れかかった洗車機を支えていたが、支えきれず、洗車機とフェンスの間に挟まれた。
Nさんは胸などを圧迫され、現在、意識不明の重体となっている。
洗車機は幅1.7m、高さ4.2m、重さ550kgの大型車用のもので、リモコン操作式の自走タイプだった。
Nさんの同僚が操作し、トラックを洗車していたが、洗車中に何らかの原因で倒れかけたという。
同僚2人にけがはなかった。
警察で当時の状況を調べるとともに、洗車機が倒れた原因を調べている。
出典
『女性運転手が洗車機に挟まれ重体』
http://www.tuy.co.jp/program/news/localnews/61970/
2018年3月10日9時50分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上田労基署は9日、労安法違反の疑いで、S産業(長野県立科町宇山)と同社の業務課長の男(54)を書類送検した。
書類送検容疑は、1月25日、東御市内の工場で、50代の男性従業員に対して、機械の運転を停止せずにスクリューに挟まったゴムパッキンの除去をさせたとしている。
男性は回転するスクリューに右手を挟まれて、右手首より先を切断するけがを負った。
同法では、事業者は労働者に機械の掃除や調整の作業を行わせる場合、機械の運転を停止しなければならないなどとしている。
出典
『作業員がスクリューに挟まれ右手首切断 長野・立科町の会社を書類送検』
http://www.sankei.com/affairs/news/180310/afr1803100029-n1.html
2018年2月23日18時19分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前、栗原市でトラックに鉄板を積み込む作業をしていた77歳の男性が鉄板と重機の間に挟まれ、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、23日午前8時ごろ、栗原市築館の工事現場で、市内に住む土木作業員、Sさん(男性、77歳)が土手の補強工事をしていたところ、鉄板と重機の間に挟まれたという。
Sさんは病院に運ばれたが、胸などを強く打ち、およそ2時間後に死亡した。
現場にいた同僚の話などから、警察は、Sさんが重機から降りてトラックの荷台にひっかかった鉄板をなおそうとしたところ事故にあったと見ているということで、警察は、さらに詳しい状況を調べている。
出典
『鉄板と重機にはさまれ男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180223/0000285.html
2月24日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、Sさんは重機を使い、同僚2人と1枚800kgの鉄板をトラックの荷台に積み込む作業をしていた。
荷台に引っ掛かった鉄板を外した際の反動で、鉄板と重機の間に胸を挟まれたという。
死因は出血性ショック。
2018年2月23日9時49分に中京テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県春日井市にある金属加工の工場で、22日、作業をしていた男性従業員が機械の間に挟まれ、意識不明の重体となっている。
警察の調べによると、22日午後8時半ごろ、春日井市長塚町にある金属加工業「O社」の工場で、作業をしていた従業員・Mさん(29)がプレス機などの間に胸を挟まれ、すぐに病院に運ばれたが、意識不明の重体。
Mさんは、午後7時50分ごろから1人でフォークリフトのタイヤのアルミホイールをつくる作業をしていて、当時、現場には別の作業をしている従業員が5人ほどいたという。
警察は、ほかの従業員に話を聞くなどして、事故当時の状況を詳しく調べている。
出典
『機械の間に挟まれ男性作業員重体 春日井市』
http://www.ctv.co.jp/ctvnews/news86238223.html
2月24日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
プレス機と、そこに材料を送り込む機械の間に挟まれた。
2018年2月21日7時55分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
前橋労基署は20日、労安法違反の疑いで、食肉加工会社のN商店(群馬県伊勢崎市)と経営者の男(60)を書類送検した。
送検容疑は、昨年10月20日、20代の男性作業員に肉をミンチ加工する機械で挽肉製造を行わせた際、必要な危険防止措置を取らずに作業させ、右腕を切断するけがをさせたとしている。
肉の投入口から可動部分に接する危険があったが、同社では普段から投入口に蓋や囲いを設けておらず、男性は腕が食肉ミンチ機に巻き込まれた。
出典
『食肉ミンチ機で作業員が右腕切断 食肉加工会社を書類送検』
http://www.sankei.com/affairs/news/180221/afr1802210010-n1.html
2月22日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
工場で肉をミンチにする工程で、肉を機械内部へと送り込むスクリューに手が巻き込まれないよう、投入口に蓋や囲いを設けるなど、法律で定められた安全対策を講じなかった疑いがある。
2018年2月21日10時50分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後2時ごろ、群馬県東吾妻町小泉のコンクリート製品製造・販売会社、Bコンクリート工業の工場で、同社社員のMさん(男性、58歳)が機械と柱の間に挟まれたと、作業員の男性(26)から119番通報があった。
Mさんは病院に搬送されたが、胸などを圧迫され死亡した。
警察によると、Mさんがコンクリート製品から鉄板を取り外すための機械を清掃していたところ、機械が作動し、挟まれたという。
警察は、機械が誤作動した可能性もあるとみて、原因を調べている。
出典
『機械が誤作動か 58歳男性、挟まれ死亡 群馬・東吾妻町』
http://www.sankei.com/affairs/news/180221/afr1802210020-n1.html
2018年2月15日20時37分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後3時前、防府市浜方の自動車部品メーカー「N装備工業」の工場で、従業員のIさん(男性、28歳)が部品をプレスする機械に下半身を挟まれているのを別の従業員が見つけ、消防に通報した。
Iさんは、事故の直後には意識があったが、出血が激しく、防府市内の病院で死亡した。
警察によると、Iさんはプレス機の金型を交換する作業を1人で行っていたという。
警察は事故の原因を調べるとともに、作業の手順など、安全管理の状況についても工場の関係者から詳しく事情を聞くことにしている。
出典
『プレス機に挟まれ男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065277821.html
2018年2月11日12時58分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後0時20分すぎ、弘前市の建設資材会社で、平川市の会社員、Nさん(男性、50歳)がベルトコンベヤーに巻き込まれているのを同僚の社員が見つけ、消防に通報した。
Nさんは弘前市内の病院に搬送されたが、ろっ骨を折るなどしていて、まもなく死亡が確認された。
Nさんは、午前中から1人で、コンクリートの材料となる砂利を運ぶベルトコンベヤーを水で洗い流す作業をしていたという。
警察は、同僚の社員からNさんが行っていた作業の内容を詳しく聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典
『ベルトコンベヤー巻き込まれ死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180211/6080000070.html
(2018年3月11日 修正1 ;追記)
2018年2月11日付の東奥日報紙面に、下記趣旨の補足記事が掲載されていた。
死因は、あばらの骨が肺に突き刺さったことによる両側血気胸だった。
2018年1月20日20時31分にNHK愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前7時すぎ、愛媛県松前町の東レ愛媛工場で、ポリエステル繊維の生産施設で勤務していた松山市南吉田町の会社員、Tさん(男性、45歳)が、ベルトコンベアーの上を移動していたポリエステル繊維入りの袋と鉄柵の間に挟まれた。
この事故でTさんは病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
警察によると、ポリエステル繊維は縦80cm、横1m10cm、奥行き70cmの形で袋に詰められ、重さが約250kgあるという。
Tさんは、工場から委託された会社の従業員として、ベルトコンベアーで運ばれてくる袋が正しく流れているか確認する業務にあたり、事故当時、曲がっていた袋を直そうとライン上で作業していたという。
東レ愛媛工場によると、現場では当時、完成した製品をこん包した物をベルトコンベアーで運ぶ作業が行われ、通常はライン稼働中に鉄柵の中に人が立ち入ることはないという。
警察は、Tさんが作業中に誤って鉄柵に挟まれたものと見て、事故の詳しい原因を調べている。
出典
『東レ愛媛工場で事故1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20180120/0000267.html
2017年12月14日20時13分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国内で働く外国人留学生が急増する中、去年6月、名取市の食品工場でアルバイトの外国人留学生が機械に挟まれ腕を切断する事故があり、労基署は、安全対策を怠っていたとして、工場を運営する法人と当時の工場長を書類送検した。
書類送検されたのは、千葉市に本社を置く食品加工会社「Fフーズ」と、名取市にある仙台工場の40歳の当時の工場長。
仙台労基署によると、この工場では去年6月、当時19歳だったアルバイトの女性のネパール人留学生が総菜用の肉を加工する機械を掃除していたところ、右腕を巻き込まれ切断する事故が起きたという。
その後、労基署が事故の原因を調べていたが、この工場では、留学生のアルバイトが機械を安全に使えるよう教育するなどの対策を怠っていたことがわかったという。
このため労基署は、工場を運営する「Fフーズ」と当時の工場長を,労安法違反の疑いで書類送検した。
法人と当時の工場長が書類送検されたことについて「Fフーズ」は、「厳粛に受け止め、安全管理態勢の改善に努めて参ります」と話している。
宮城県内で働く外国人留学生は、去年10月末時点で2400人あまりと、3年間で2倍近くに急増し、これに伴い労働災害も相次いでいて、安全対策が大きな課題になっている。
宮城労働局によると、県内で働く外国人労働者は去年10月末時点で7800人あまりと、統計を取り始めて以降、最も多くなっている。
在留資格別にみると、留学生のアルバイトが2429人と最も多く、全体の3分の1を占め、次いで技能実習生が2234人となっている。
業種別にみると、「製造業」が2919人と最も多く、次いで「教育・学習支援業」が918人、「宿泊業・飲食サービス業」が745人となっている。
労働局によると、県内の外国人労働者は、沿岸部の人手不足もあって、震災後、急増していて、法令違反など働く環境に問題がないか、企業の指導を徹底していくことにしている。
出典
『労災で腕切断 法人など書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171214/3578621.html
12月15日8時20分にYAHOOニュース(東北放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
肉の加工用の機械を洗っていた際に巻き込まれた。
女子留学生はコンセントを抜いてから機械を洗わなければならないことを知らなかったということで、Fフーズと当時の工場長は、採用時に義務付けられている安全教育などを行わなかった疑いが持たれている。
書類送検についてFフーズは、「厳粛に受け止めている。母国語での安全教育などを行い、再発防止に全力で取り組んでいく」とコメントしている。
出典
『留学生大けが 会社と工場長を書類送検』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171215-00000003-tbcv-l04
12月15日12時59分にNHK東北からは、宮城県内の留学生の労災実態について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名取市の食品工場で働いていた外国人留学生の労災事故をうけて、宮城労働局が過去5年間の労災を調べたところ、留学生が巻き込まれる事故が県内で21件起きていたことがわかった。
労働局は、留学生の安全対策について、企業への指導を強めることにしている。
名取市の食品工場では、去年、アルバイトの留学生が肉を加工する機械に腕を巻き込まれ切断する事故が起き、当時の工場長らが安全対策を怠ったとして、14日、書類送検された。
これをうけて宮城労働局は、過去5年間に県内で起きた外国人労働者の労災事故を分析した。
その結果、この5年間で外国人労働者の労災は95件発生していて、このうち外国人留学生のアルバイトが21件に上ることがわかった。
業種別では、貨物運送業が10件と最も多く、次いで食品製造業が6件、飲食店が3件などとなっている。
県内で働く外国人留学生は去年10月末時点で2400人あまりと、3年間で2倍近くに急増し、これに伴い労災も相次いでいて、安全対策が大きな課題になっている。
宮城労働局は、留学生アルバイトへの安全対策が十分に行われないまま働かせている企業があるのではないかとみて、指導を強めていくことにしている。
出典
『留学生の労災21件 指導強化へ』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171215/3619971.html
(ブログ者コメント)
「母国語での安全教育などを行い・・・」と報じられている件、安全教育に言葉の壁があったということだろうか?
2017年12月6日12時38分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後10時前、上富田町生馬にある「NTN紀南製作所」の工場で、従業員の男性(53)がコンベヤーで流れてきた鉄製のパレットと「焼鈍炉」と呼ばれる鋼を加熱する炉の入り口の間に挟まれているのを同僚が発見し、消防に通報した。
この事故で、男性は顔をやけどするなどして田辺市内の病院に搬送されたが、およそ2時間後に死亡が確認された。
男性は、パレットが炉の中に入っていく場所の近くで作業をしていたということで、警察が当時の詳しい状況を調べている。
出典
『上富田町の製造工場で作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2043347941.html
12月6日19時37分に和歌山放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
昨夜9時15分頃、上富田町生馬にあるNTN紀南製作所のベアリングを製造する工場で、炉に入れて製品内部のひずみを取り除く焼き鈍(なま)しという工程を担当していた男性(53)が、炉の入り口とベアリングの入った鉄製の入れ物の間に挟まれた状態になっているのを、次の工程を担当していた同僚が見つけた。
男性のいる辺りから白い煙が上がるのを見て異変に気づいたということで、炉の入り口と鉄製の入れ物に挟まれた男性は、その後、田辺市内の病院に搬送されたが、顔に重いヤケドを負っていて、およそ2時間後に死亡が確認された。
警察による司法解剖の結果、死因は熱傷性ショックだった。
警察によると、ベアリングの入った鉄製の入れ物は自動的に炉の中に入るシステムで、警察は、なぜ男性が挟まれたのか、事故の原因を調べている。
出典
『上富田町のベアリング工場で作業事故 男性死亡』
https://wbs.co.jp/news/2017/12/06/112503.html
2017年12月2日付で朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
都留労基署は1日、廃棄物処理会社「S」(静岡県浜松市)と同社社長(63)を労安法(安全装置設置義務)違反の疑いで書類送検した。
同署によると、昨年12月30日、富士吉田市上吉田の同社施設内で60代の男性社員がベルトコンベヤーを動かした状態でローラー部分を清掃していたところ、左腕が巻き込まれ、労安則に定められた非常停止装置を付けていなかったため、重傷を負わせた疑い。
男性は首付近まで巻き込まれ、外傷性の窒息が原因で約半年後に死亡したという。
(ブログ者コメント)
「外傷性窒息」については、日本救急医学会の下記記事参照。
機械によって挟まれたり,階段で将棋倒しになったり,土砂に埋まったりして胸部を強く圧迫されることで発症する。
声門閉鎖の状態で胸郭に大きな外力が加わった場合,気道内圧の上昇とともに血管内圧も上昇する。
大静脈・頸静脈系は逆流防止の弁がないため,胸部圧迫により上大静脈圧が上昇し,顔面や頸部を中心に紫紅色の腫脹と多数の溢血斑が出現する。
同時に脳循環も障害されて意識障害をきたす。
予後は低酸素血症と脳障害の程度により規定される。
http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0319.htm
2017年12月2日19時20分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前10時半前、松本市今井にある運送会社「Nコーポレーション」の事業所の倉庫内で「従業員が機械に挟まれた」と会社の関係者から消防に通報があった。
消防がドクターヘリで駆けつけたところ、従業員の男性(48)がタイヤ交換で使う機械にはさまれて、その場で死亡が確認された。
警察によると、男性はタンクローリーのタイヤを交換するため、1人で「タイヤチェンジャー」と呼ばれる機械を使ってタイヤとホイールを引き離す作業をしていたところ、機械の回転する部分に上半身が巻き込まれたという。
警察は、労災事故と見て事故の原因を詳しく調べている。
出典
『タイヤ交換中に巻き込まれ死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20171202/1010001110.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。