







2022年5月6日12時16分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日朝早く、大分市の製鉄所で設備の点検作業などを行っていた33歳の男性作業員が鉄鉱石を運ぶベルトコンベヤーに体を挟まれ死亡しました。
6日午前5時半ごろ、大分市西ノ洲にある「日本製鉄九州製鉄所大分地区」で「作業員がベルトコンベヤーに挟まれた」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、この製鉄所の作業員で大分市坂ノ市南に住む太田さん(33)がベルトコンベヤーに体を挟まれた状態で見つかったということです。
太田さんは、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、太田さんは5日夜11時ごろから1人でベルトコンベヤーで運ばれてくる鉄鉱石の中から不純物を取り除いたり、設備の点検や操作を行ったりしていたということです。
太田さんは、ベルトコンベヤーを操作するレバーの近くで挟まれていたということで、警察は設備を操作中に体を巻き込まれた可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20220506/5070012553.html
5月6日12時58分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、ベルトコンベヤーとタンクの間に挟まれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによりますと、6日朝5時20分ごろ、大分市の日本製鉄九州製鉄所大分地区で、ベルトコンベヤーとタンクの間に男性が挟まれているのを別の作業員が発見しました。
挟まれていたのは日本製鉄九州製鉄所が業務を委託している会社で働く太田さん33歳で、その場で死亡が確認されました。
太田さんは当時、鉄鉱石が流れてくるベルトコンベヤーで鉄鉱石以外のものを取り除く作業などを1人で行っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f931c16c022df0b83c03d23af57edd0b97fe408c
5月6日12時1分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、挟まれた男性は損傷が激しかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性作業員がベルトコンベヤーに挟まれているのを同僚が見つけました。
挟まれていたのは日本製鉄の関連会社の社員・太田さん(33)で、損傷が激しく、その場で死亡が確認されました。
日本製鉄によりますと、太田さんはベルトコンベヤーの点検にあたっていて、夜勤での作業中だったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0af9725d5fd8f7e6cc5463e37c76292c969faef5
2022年4月15日22時43分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後0時20分ごろ、長野県豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル坂島工区で、鉄板の敷設作業中だった建設作業員の男性(40)=同村=が鉄板と工具の間に左手を挟まれ、指2本を骨折する重傷の労災事故が起きた。
同工区での労災事故は、昨年11月8日の崩落による軽傷事故以降で3回目。
JR東海によると、現場は斜坑口から約290メートルの地点。
長さ約3メートル、幅約1・5メートル、重さ800キロの鉄板を重機で地面に敷く作業中だった。
重機と鎖でつながったフックを男性が鉄板の穴に通す際、別の作業員が重機を動かし、フックと鉄板の間に指を挟まれた。
同工区は清水建設と大日本土木の工事共同企業体(JV)が請け負う。
3回の事故でけがしたのは、いずれも1次下請けのH建設(東京)の作業員という。
事故を受けてJR東海は同工区の工事を中断。
県と関係市町村に報告した。
16日以降の再開は未定。
JR東海は「労災が繰り返し発生し、重く受け止めている。原因を調査し、再発防止に努める」としている。
豊丘村の下平喜隆村長は取材に、「事故が相次いで工事が進まないと、地元への負担が長引く。安全に作業を進めてもらわないと困る」...
https://www.chunichi.co.jp/article/453968
4月16日15時28分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、人差し指と中指を骨折したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後0時20分ごろ、長野県豊丘村神稲のリニア中央新幹線「伊那山地トンネル」の工事現場で、男性作業員(40)が指を骨折する労災事故があった。
現場の「坂島工区」では過去に2度、労災事故が発生。
JR東海は事故を受け、掘削作業を中断した。
JR東海や県警によると、トンネル内で重機に取り付けたフックに、長さ約3メートル、幅約1.5メートル、重さ約800キロの鉄板を掛ける作業中、鉄板とフックの間に男性の指が挟まれたという。
男性は人さし指と中指を骨折するなどし重傷。
同工区では、昨年11月と今年3月に労災事故が発生していた。
JR東海は「繰り返し事故が発生していることを重く受け止めている」とし、原因調査や再発防止に努めるとのコメントを出した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f523aaa01767e915e5f02ec94b95e42f97c0d8f
4月16日8時31分に長野放送からは、鉄板を足元に敷く作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後0時20分頃、長野県豊丘村のリニア中央新幹線伊那山地トンネル坂島工区で男性作業員(40)が左手を鉄板に挟まれました。
人差し指と中指を骨折する重傷ということです。
現場はトンネルの斜坑で、当時、長さ3メートル、重さ800キロの鉄板を足元に敷く作業をしていたということです。
JR東海によりますと、作業中にオペレーターが重機を動かしてしまったのが原因ということです。
坂島工区では去年11月に1人、今年3月には2人がトンネルの先端で作業中にけがをしています。
今回は過去2回のような掘削作業中の事故ではなかったということですが、15日は坂島工区の掘削工事は中止し、再開時期は未定ということです。
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/2022041500000011.php
2022年2月15日7時1分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後5時45分ごろ、茨城県小美玉市与沢にある自動車部品製造会社「F」の茨城工場で、トラックの部品を成型していた同社社員、飯島さん(男性、53歳)=同県石岡市=がプレス作業機に頭などを挟まれ、死亡した。
石岡署が詳しい状況を調べている。
署によると、近くにいた同僚が「ガチャン」という音で振り返り、前かがみの状態で頭や腕を挟まれている飯島さんを発見。
119番したが、その場で死亡が確認された。
ホームページによると、同社の本社は横浜市にある。
https://www.sankei.com/article/20220215-UF3A4TPOWBI3PH5OJPUXYT5C4A/
2022年2月4日11時53分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日、島根県浜田市の中国電力三隅発電所で、男性作業員1人が鉄製の部品に挟まれ死亡する事故がありました。
死亡したのは、島根県益田市に住む中国電力の関係会社の65歳の男性作業員です。
警察によりますと、男性は3日午後3時半頃、浜田市三隅町岡見にある中国電力三隅発電所で、燃料の石炭を落とし込む穴の部分を1人で点検していましたが、石炭を積む長さ15メートルの鉄製のシャトルが突然動き出し、腰を挟まれたということです。
男性は病院に運ばれましたが、腰の骨を折っていて、出血性ショックにより死亡が確認されました。
中国電力では、事故当時、シャトルを停めて点検していましたが、動き出した理由は分からないとしていて、事故の原因を警察が調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85b062f0fb085fb5cea4e1d9ea3d7924c162053b
2月4日15時14分にNHK島根からは、設備点検中はシャトルを動かないようにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察と中国電力によりますと、美濃さんは3日午後、浜田市にある中国電力の火力発電所「三隅発電所1号機」で、ベルトコンベアで運ばれてきた石炭が入れられる設備の中を、1人で点検していたということです。
そのベルトコンベアの先端には、伸び縮みして石炭を入れる設備と接続する「シャトル」という機械があり、警察などによりますと、美濃さんは点検作業中にこの「シャトル」と設備の間に体を挟まれたということで、病院に搬送されて手当てを受けましたが、まもなく死亡しました。
中国電力によりますと、この「シャトル」は設備の点検中は動かないようにしていたということですが、警察は、動いた原因などを含め、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20220204/4030011470.html
2月4日12時25分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)からは、後ろからきたシャトルに挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後3時半ごろ、発電用の石炭を運搬するベルトコンベアの設備点検をしていた男性作業員が、後ろから来た石炭を積む「シャトル」と呼ばれる容器と設備の間に挟まれました。
事故に遭ったのは益田市西平原町の美濃さんで、骨盤を折るなどし、病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認されました。
警察が事故の原因を調べています。
中国電力によりますと、三隅発電所で起きた労災死亡事故は2013年以来、3件目だということです。
中国電力は、警察と労基とともに事故の原因を調査し、今後の安全管理に努めていきたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1e4a046c0207ec623801deb535fb96311dfe990
2022年1月12日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜労働基準監督署は、撹拌機の回転軸に覆いを設けなかったとして、塗料製造業のK工業㈱(愛知県名古屋市)と同社統括部長を、労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで岐阜地検に書類送検した。
20歳の労働者が回転軸に右腕を巻き込まれ、肘から先を切断している。
災害は令和3年3月4日、同社各務原工場で発生した。
被災者は建築用塗料を製造する作業に従事していた。
撹拌機の釜の内側や回転軸に飛び散った粉末性原材料を流し落とすため、プラスチック製ビーカーを使って水を掛けていたところ、高速回転していた回転軸に腕を巻き込まれている。
労働安全衛生規則第101条では、回転軸など労働者に危険を及ぼす恐れのある部分には覆いを設けなければならないとしているが、同社はこれを怠った疑い。
工場で使用していた撹拌機は型が古く、覆いがない状態だった。
被災者は製造作業に当たって、同社のマニュアルである「製造指示書」に沿って作業していた。
指示書には、塗料を流し落とす際に回転軸を作動させたままにするよう記載してあった。
同労基署は、「作業指示自体が危険だった」と話している。
指示書は同社の持つ複数の工場で使用していたことから、本社で統括を担当している統括部長を送検対象とした。
https://www.rodo.co.jp/column/118321/
2022年1月9日20時48分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後、東京・府中市のアスファルトの製造工場で、作業をしていた男性2人がアスファルトの材料を混ぜる機械に挟まれて死亡しました。
メンテナンス中に何らかの原因で機械が動き出したとみられるということで、警視庁が当時の状況を詳しく調べています。
警視庁や東京消防庁によりますと、9日午後2時ごろ、府中市四谷のアスファルト製造会社、「Tアスコン」の工場で「男性2人がミキサーに巻き込まれた」と119番通報がありました。
警察官などが現場に駆けつけたところ、作業をしていた40代と20代とみられる男性2人がアスファルトの材料を混ぜる機械の中に閉じ込められていたということです。
2人は機械に体を挟まれていて、およそ2時間半後に救助されましたが、いずれも死亡しました。
現場は京王線の百草園駅から北東におよそ1キロ離れた多摩川沿いにある工場で、2人が機械のメンテナンスを行っている最中に何らかの原因で機械が動き出したとみられるということです。
警視庁が当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220109/1000074879.html
2021年12月8日16時7分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、天童市の飼料工場でかくはん機の運転を止めずに掃除を行い、60代の男性社員が右腕を切断する事故があり、山形労働基準監督署は、安全管理が不十分だったとして、会社と現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、天童市の飼料会社Nファームと、会社の次長で事故が起きた工場の50代の工場長です。
この事故は、ことし8月30日、天童市万代にある工場で、60代の男性社員が牛の飼料を作るかくはん機を1人で掃除していたところ、運転を止めずに行ったため、内部の掃除を行う際に右腕を巻き込まれました。
近くにいた別の社員が気づいて装置を止めましたが、男性社員は右腕を切断する重傷だったということです。
労働安全衛生法では、機械の掃除などを行う場合に、労働者に危険を及ぼすおそれがあるときは、機械の運転を停止するよう規定されています。
このため山形労働基準監督署は、安全管理が不十分だったとして、労働安全衛生法違反の疑いで会社と現場責任者である工場長を、8日付けで山形地方検察庁に書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20211208/6020012224.html
2021年10月31日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知・刈谷労働基準監督署は、機械に詰まった原料を除去する作業中に機械の運転を停止していなかったとして、フェルト製造加工・販売業のT社(愛知県津島市)と同社安城工場の工場長および製造課次長の計1法人2人を労働安全衛生法20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで名古屋地検岡崎支部に書類送検した。
54歳の男性派遣労働者が機械に巻き込まれ、右前腕を切断する労働災害が発生している。
災害は令和2年10月21日、同社安城工場内で発生した。
フェルト原料をほぐすための開繊機に原料が詰まったため、同労働者は除去する作業を行っていた。
機械に腕が巻き込まれ、身動きがとれなくなっているところを同僚が発見している。
同労基署によると、同労働者は災害当時、工場長らに以前から指示されていた通りの手順で除去作業を行っていたという。
工場長らは機械の運転を停止しないまま、機械の掃除などの作業をさせた疑い。
https://www.rodo.co.jp/column/115766/
2021年10月28日12時23分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鳥取市の金属加工工場で、男性作業員が運搬用機械に頭を挟まれ死亡しました。
事故があったのは、鳥取市雲山にあるT工業の工場です。
27日午前11時40分ごろ、59歳の男性作業員が金属部品が入った鉄製のケースと運搬用機械の間に頭を挟まれているのを別の従業員が見つけました。
男性は市内の病院に搬送されましたが、約3時間後に死亡が確認されました。
事故が起きた工場では、鉄製ケースに入れた金属部品を洗浄し、洗浄後にケースごと機械を使って別の場所に移す作業が進められていて、男性は1人でこの作業をしていたということです。
警察は、男性が運搬用機械に気づかなかったか、機械操作に問題がなかったか調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/caf31eec5b50560c0870c68b987b5df545ecbea6
(2022年1月18日 修正1 ;追記)
2022年1月17日13時50分にNHK鳥取からは、産業用ロボットのアームが降りてきて挟まれた、安全装置はついていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年10月、鳥取市の金属加工会社の工場で、従業員が産業用ロボットのアームに頭を挟まれ死亡した事故で、鳥取労働基準監督署は、危険防止のために必要な措置を講じていなかったとして、会社と取締役を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは鳥取市の金属加工会社「T工業」と、40代の取締役です。
鳥取労働基準監督署によりますと、去年10月27日、鳥取市雲山にある工場で、当時59歳の男性従業員が金属部品を洗浄する作業をしていたところ、産業用ロボットのアームが降りてきて、部品を入れる容器との間に頭を挟まれ死亡しました。
産業用ロボットは自動運転していて、法令では、危険防止のため、さくなどを設けるか、人が近づくと自動で止まる安全装置をつける必要があるとされていますが、こうした措置がとられていなかった疑いがあるということです。
このため労働基準監督署は、この会社と機械の安全管理の責任者を務めていた取締役を17日、労働安全衛生法違反の疑いで鳥取地方検察庁に書類送検しました。
これについてT工業は、NHKの取材に対し「コメントすることはない」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20220117/4040010595.html
2021年10月10日11時16分にYAHOOニュース(AFP)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ロシアの首都モスクワにある著名なボリショイ劇場(Bolshoi Theatre)で9日、オペラ上演中に舞台上で出演者1人が死亡する事故があった。
同劇場が明らかにした。
劇場によると、事故はロシアの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov)による19世紀のオペラ「サトコ(Sadko)」の舞台転換中に発生した。
劇場の広報担当者は民営インタファクス(Interfax)通信に対し、「直ちに上演を中止し、観客を退場させた」と語った。
捜査当局は、亡くなったのは37歳の男性俳優で、負傷後、救急車が来る前に死亡したと発表した。
調査を進めているという。
インタファクス通信は情報筋の話として、男性は舞台転換中に舞台装置の下敷きになったと報じた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/37c9cf14fae5408574a4d4813627ced685747873
10月10日7時14分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、セットの降下に気付くのが遅れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
モスクワのボリショイ劇場で9日夜、リムスキー・コルサコフのオペラ「サトコ」の上演中に出演者の男性(37)が負傷し、まもなく死亡する事故が起きた。
ロシアの有力紙「イズベスチヤ」は、事故発生時の様子とされる動画を電子版に配信し、男性が降下してきた舞台装置の下敷きになったと伝えた。
捜査当局が原因を調べている。
動画には、男性とみられる出演者が舞台後方で背景用のセットの下敷きになり、事故に気づいた別の出演者が上演の中止を求め、舞台が騒然となった様子が収められている。
イズベスチヤは、死亡した男性がセットの降下に気づくのが遅れたとの見方を伝えている。
男性は20年近く前からボリショイ劇場に所属する俳優だったという。
劇場側は事故を受け、上演を中止した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b426575e03268fb81033d846e591369a1d57697
2021年10月10日18時22分にYAHOOニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日、北杜市の市道の工事現場で、男性が工事用のモノレールに首を挟まれ死亡する労災事故がありました。
事故があったのは、北杜市須玉町若神子の市道の法面を補強する工事現場です。
9日午後2時過ぎ、工事現場で出る石などを運ぶために設置された工事用モノレールの人が乗る台車とレール部分の間に、男性が首を挟まれているのを同僚が発見し、消防に通報しました。
この事故で、南アルプス市の会社員、安藤さん(54)が、ドクターヘリで甲府市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
死因は窒息死でした。
安藤さんは、9日午前8時から1人で石を運ぶ作業を行っていたということで、警察は詳しい事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bf708987c9107c21c7c2883e64e7a74775216f0
※以下は現場の状況。(記事は転載省略)
(2021年10月10日16時37分;日テレNEWS24)
https://www.news24.jp/nnn/news120aoruwaoxrccl7gse.html
2021年9月30日17時38分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時40分ごろ、中央区京橋にある高層ビルの地下2階で、「作業をしていた人が挟まれた」と警備員から119番通報がありました。
警察官や消防隊員が駆けつけたところ、40代の作業員の男性が立体駐車場の機械に胸などを挟まれていて、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。
男性は当時、もう1人の作業員とともに立体駐車場の装置を停止させたうえで、内部の点検作業をしていたということです。
警視庁は、装置が何らかの原因で点検中に作動したとみて、当時の状況を詳しく調べています。
現場はJR東京駅にほど近い、オフィスビルなどが建ち並ぶエリアです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210930/1000070810.html
2021年9時15分に労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡中央労働基準監督署は、破砕機の運転防止措置を怠ったとして、産業廃棄物処理業のH社(福岡県福岡市)と同社大野城処理センターの責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。
40歳代の男性労働者が下肢を破砕機に巻き込まれ、右足首切断、左足裏皮膚断裂のケガを負う労働災害が発生している。
災害は令和2年8月24日に発生した。
被災者は破砕機の上部に取り付けられた投入口から中に入り、刃の上に足を乗せてゴミを取り除く作業を行っていた。
破砕機は停止していたが、起動装置に錠を掛けず、表示板を取り付けていなかった疑い。
被災者は屈んで作業していたため、別の作業員は存在に気付かずに装置を起動した。
普段は1人が破砕機の中を掃除し、ほかの作業員が外で様子を見る複数体制で作業させていたが、災害発生時は被災者のみで作業に当たらせていた。
破砕機は高さ3メートル以上で、内部には30枚以上の金属刃が取り付けられていた。
https://www.rodo.co.jp/column/112281/
2021年9月11日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉・船橋労働基準監督署は、ベルトコンベアーに非常停止装置を備えていなかったとして、建設廃材リサイクル業のT社(東京都世田谷区)と同社原木工場の所長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。
53歳の男性労働者がベルトコンベヤーに腕を巻き込まれ、切断する労働災害が発生している。
災害は令和3年3月29日、同社原木工場内で発生した。
被災者は、ベルトコンベヤーのローラーとベルトに付着した泥を除去していた。
作業場所から停止ボタンまでの距離は遠く、緊急的に止められない状態となっていた。
本来は非常停止装置として、コンベヤーの側に引っ張って停止できるロープを設置しなければならないが、同社はこれを怠った疑い。
労働者は挟まれた際、声を挙げて助けを求めたが、工場内は機械音が大きく、周りの作業員に声が聞こえていなかった。
災害の発見が遅れ、しばらく挟まれたままの状態となっていた。
同労基署は違反の理由として、「気を付けていれば大丈夫だと思った」と話しているという。
https://www.rodo.co.jp/column/112280/
(ブログ者コメント)
原木工場の原木は市川市の地名。
2021年8月31日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉・木更津労働基準監督署は、機械への巻込まれ防止措置を講じなかったとして、建設業のS建設(千葉県館山市)と同社代表社員を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検木更津支部に書類送検した。
18歳の男性労働者がモルタルの吹付け機械に右腕を巻き込まれる災害が発生している。
災害は令和2年7月20日に発生した。
被災者はモルタル吹付け機械の脇に設置されたミキサーから、詰まったモルタルを手で掻き出す清掃作業に従事していた。
同社は清掃作業中に起動装置に錠を掛け、「調整中運転停止」の表示板を取り付けるなどの措置を、一切、講じていなかった疑い。
別の作業員が装置を起動し、被災者の右腕がミキサーの刃に巻き込まれる災害となった。
同労基署によると、違反の理由は「起動する時に確認すれば大丈夫だと思った」と話しているという。
https://www.rodo.co.jp/column/111924/
※1ケ月ほど前、2021年7月21日5時0分に千葉日報からは、発生場所など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
木更津労働基準監督署は20日、労働安全衛生法違反の疑いで館山市国分の建設会社S建設と同社の男性代表社員(46)を書類送検した。
書類送検容疑は2020年7月20日、君津市山高原の道路工事現場で、機械の中に詰まったモルタルの除去作業を男性作業員(19)に行わせた際、「運転禁止」の表示板を取り付けるなど、機械の運転開始を防ぐ措置を講じなかった疑い。
同署によると、別の作業員が機械を作動させ、男性作業員はモルタルを混ぜる金属プロペラに右腕を巻き込まれ大けがを負った。
同社は容疑を認めているという。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/813787
2021年8月22日22時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後3時50分ごろ、北海道ニセコ町中央通にある同町の展示施設「ニセコ鉄道遺産群」で、展示されている蒸気機関車のメンテナンス作業中、札幌市厚別区厚別西2条2丁目のアルバイト従業員、小鹿さん(男性、73歳)が左手中指の一部を欠損する大けがを負った。
道警倶知安署などによると、機関車のピストンと動輪を結ぶ鉄製のクロスヘッドという部品(約200キロ)を作業員3人で運ぶ際に誤って落とし、小鹿さんの指が部品と下に敷かれた鉄板の間に挟まれたという。
https://www.asahi.com/articles/ASP8Q74BCP8QIIPE00R.html
2021年8月15日10時48分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後10時20分ごろ、佐賀県小城市牛津町の牛津江排水機場の男性作業員から「同僚がベルトコンベヤーに挟まれた」と119番通報があった。
県警によると、作業員の石井さん(男性、75歳)が川のゴミを取り除く機械のベルトコンベヤーに上半身を挟まれ、約3時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
当時は大雨で増水した川からの排水作業中だったとみられる。
小城署によると、牛津江排水機場は、牛津江川が増水した際に牛津川に水を流す施設で、石井さんは同僚2人と機械の監視作業をしていたという。
食事で一時離れていた同僚2人が戻ると石井さんの姿はなく、その後に機械が停止し、意識不明の状態で石井さんが発見された。
窒息死の疑いがあるという。
署が事故の原因を詳しく調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASP8H3H6XP8HTIPE003.html
8月15日10時44分に佐賀新聞からは、同趣旨の記事が当該排水機場の写真付きでネット配信されていた。
14日午後10時20分ごろ、小城市牛津町柿樋瀬の牛津江排水機場で、近くの操作員の男性(75)が、排水機場に設置された除塵機に上半身を挟まれた状態で見つかった。
男性は病院に搬送されたが、約2時間40分後に死亡が確認された。
小城署によると、現場はJR牛津駅から西に約600㍍。
男性は小城市から排水機などの操作や監視を委託されており、同日は別の男性2人と作業していた。
同僚の男性が「コンベアに体が挟まれたまま」などと119番した。
同署は原因などを調べている。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/724512
(2021年9月3日 修正1 ;追記)
2021年9月2日10時23分にYAHOOニュース(西日本新聞)からは、排水機場の操作員は高齢化が進んでいる、報酬はわずかで土日や夜間でも出ていく必要があるためなり手がいないなど、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。
記録的な大雨に見舞われた佐賀県小城市の牛津江排水機場で8月、男性(75)が亡くなった。
支流の水が住宅地にあふれる内水氾濫を防ぐため、排水ポンプで川に流す「操作員」だった。
市民が避難する一方で川に向かい、一昼夜、現場に張り付くこともある操作員は危険と隣り合わせ。
高齢化も課題だ。
「ひとごとではない」-。
現役の操作員は死亡事故を受け、「人ありき」の今のやり方に改善を求める。
1日は「防災の日」。
8月12日昼ごろ、福岡県久留米市城島町の男性(51)は雨がっぱをかぶり、ヘッドランプを装着した。
大雨の中、向かった先は筑後川。
住宅や田畑の間を縫うように流れる水路が筑後川に合流する水門を閉じるためだ。
筑後川の水位が上昇すると、水路に逆流し氾濫する危険が高まる。
70代後半まで務めた前任者に誘われて、操作員になって21年。
市では4年連続で浸水被害が発生し、ここ数年「出番」が増えた。
15日まで連日、水門のそばにある小屋で1時間置きに水位を記録。
有明海の潮の満ち引きも踏まえ、水の流れに目を凝らし、水門の開閉を繰り返す。
合間に自宅に戻り食事をして、また小屋へ。
夜は小屋近くの堤防の上に止めた車で仮眠した。
「今回は長雨で体力的にしんどかった」。
しみじみ語る男性。
死亡事故について「責任感が強かったのだと思う」と胸を痛める。
∞ ∞
佐賀県警と国土交通省武雄河川事務所によると、男性操作員は14日午後10時20分ごろ、排水機場で木くずなどごみを取り除く機械に体を挟まれているのが見つかった。
ごみは支流からポンプに水を引き込む箇所にたまり、除去しないと故障の原因になる。
ごみを取り除く作業中の事故とみられる。
排水機場は国交省が設置し、小城市が男性を含む3人に操作を委託。
男性は11日昼ごろから対応に当たっていたという。
操作員への報酬は自治体ごとに決められ、「ごくわずか」と語る操作員もおり、「負担は重く、使命感に頼る部分はある」(行政関係者)。
江里口市長は記者会見で、「二度と事故が起こらないよう安全対策を徹底したい」と述べた。
武雄河川事務所によると、牛津川を含む六角川水系に排水機場は60カ所。
操作員は半数ほどが65歳以上で、80代もいる。
「土日祝日、夜間も関係なしで後任が見つからない」(事務所)。
国交省によると、全国の操作員のうち60歳以上が占める割合は2009年度の53%から15年度は59%に増えた。
3月に発足した社会資本整備審議会(国交相の諮問機関)小委員会では、操作員の安全確保策などを議論している。
遠隔での制御・監視が議題に上るものの、操作員が現地に向かうのを前提に、到着前や退避した場合の活用を想定。
操作員を置かない本格的な遠隔操作の実現は見通せない。
「高齢になった時、限界がくる。技術を活用して操作員の負担軽減の仕組みを真剣に議論してほしい」と久留米市の男性は訴える。
多災害時代を迎え「住民を守らねば」。
重責を負い、不安は尽きない。
【担い手確保は不可避】
九州大の小松利光名誉教授(河川工学)の話:
河川の状況に応じた操作や想定外の事態に対応するため、既存の排水機場や水門の多くは操作員に頼らざるを得ないのが実情だ。
遠隔技術の活用は進んでいるが、自然災害が相手である以上、全てに対応できる保証はない。
操作員の担い手不足や高齢化が進み、今は過渡期にある。
遠隔技術の併用や待遇面の改善など、担い手確保の問題は避けては通れない。
予算は限られており、どう優先順位を付けるのか、治水対策全体の中で議論を急ぐ必要がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/324f51d8116c7331dbe93e69180c68e9f12df53b
2021年8月11日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川・厚木労働基準監督署は、令和3年2月に発生した労働災害に関連して、産業廃棄物処理業のS建材(神奈川県綾瀬市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で横浜地検に書類送検した。
圧縮成形機について安全装置を設けていなかった疑い。
圧縮成形機は、大量のアルミ缶をプレスしてひと固まりにする機械。
大きさは、幅3.6メートル、高さ1.8メートル、奥行き0.8メートル程度だった。
被災した労働者は機械のそばを通りかかった際、何らかの理由で機械の上部に設置されていた蓋に挟まれ、右上腕および左手指5本を切断する重傷を負った。
同社は、身体の一部が挟まれる恐れのあった機械に対して、両手操作式の起動装置やセンサー式の安全装置などを設けなかった疑い。
同労基署によると、機械にはもともと、安全装置が取り付けられていなかったという。
https://www.rodo.co.jp/column/109387/
2021年7月9日19時20分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後2時すぎ、身延町下山の「K社山梨工場」で、従業員の佐野さん(男性、69歳)が右足を機械に巻き込まれた状態でいるのを同僚の男性が見つけ、消防に通報しました。
佐野さんは、ドクターヘリで甲府市内の病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡しました。
警察によりますと、佐野さんは機械のメンテナンス担当として勤務し、事故が起きた当時は、1人で作業していたとみられるということで、合板を作成するプレス機の異常を知らせるアラーム音が鳴ったことから、同僚の男性が様子を見に行ったところ、佐野さんが機械に巻き込まれていたということです。
警察は、佐野さんが誤って巻き込まれたとみて、詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20210709/1040013685.html
2021年6月5日18時11分にYAHOOニュース(北陸放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日、石川県白山市のリサイクル工場で作業員とみられる男性が古紙や段ボールを圧縮する機械に挟まれ、死亡しました。
警察などが労災死亡事故として捜査を進めています。
事故があったのは、白山市水島町のリサイクル工場「H」松任工場で、4日午前11時半ごろ、「従業員の男性が圧縮機に挟まれた」と消防に通報がありました。
男性は古紙や段ボールを圧縮する機械に挟まれていて、駆け付けた救急隊員がその場で死亡を確認しました。
警察によりますと、男性は当時1人で、工場に運び込まれた古紙や段ボールをベルトコンベアに移す作業を行っていたところ、誤って機械に巻き込まれたとみられています。
警察は、死亡したのは工場に勤務する60代の男性作業員とみて、身元の確認を進めるとともに、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1486a3e03ce14e13956eb1bc73cd13f11df250ba


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。