







2020年10月21日22時21分にNHK鳥取から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後1時半ごろ、鳥取市古市の製紙会社「S製紙」で、古紙の検品作業をしていた長谷さん(男性、62歳)が古紙の間に挟まれているのを、古紙を運び込む作業を担当していた別の会社の男性が見つけ、「S製紙」の社員を通じて警察に通報しました。
長谷さんは病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、長谷さんは昼食を挟んで午後1時から古紙に異物が混じっていないか確認する作業にあたっていて、事故が起きた時間帯には、複数の同僚と一緒に作業していたということです。
また長谷さんは発見された際、高さ2メートルまで積み上がった古紙の塊の間に挟まれた状態だったということです。
警察は、今後、長谷さんの遺体を司法解剖して死因を詳しく調べるとともに、業務上過失致死の可能性もあるとみて、会社の関係者から話を聞くなどして捜査を進めることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20201021/4040006301.html
2020年10月15日付で茨城新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前6時50分ごろ、かすみがうら市宍倉、鉄線加工工場の東京製綱土浦工場で、美浦村大山、アルバイト従業員、男性(69)が、回転式装置で円柱に鉄線を巻き付ける作業中、装置に巻き込まれて頭部外傷などで死亡した。
土浦署によると、同8時44分ごろ、朝礼を終え現場に赴いた同僚が、装置のそばで男性があおむけに倒れているのを発見し、119番通報。
駆けつけた救急隊員が死亡を確認した。
男性は始業前の同6時5分に出社し、同6時55分に装置が非常停止していた。
同署は男性が1人で作業中に装置に巻き込まれたとみて、事故原因を調べている。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16027595327330
(ブログ者コメント)
東京製綱はワイヤーロープなどを製造している会社。
2020年10月3日19時47分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時すぎ、缶やびん、それにプラスチックなどの資源物を処理する海老名市の施設で、市から業務委託を受けた組合の職員、鈴木さん(男性、71歳)がプラスチックを圧縮する機械にはさまれ、死亡しました。
警察によりますと、事故当時は休憩時間中で、鈴木さんはふだん安全のために閉じられた機械の窓を開けて、ほかの作業員とともに何らかの作業をしていたところ、機械に上半身をはさまれたということです。
警察は、一緒に作業をしていた人から話を聞くなどして、事故の詳しい状況や原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20201003/1050011739.html
2020年9月16日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡・北九州西労働基準監督署は、令和2年3月に発生した労働災害に関連して、産業廃棄物処理業のY開発㈱(福岡県北九州市八幡西区)と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。
機械の挟まれ、巻き込まれ対策を講じていなかった疑い。
労災は、同社のリサイクルセンター内で発生した。
労働者が産業廃棄物の仕分け作業を行っていた際、ベルトコンベヤーの回転軸とベルトの間に左腕を巻き込まれ、上腕を切断している。
同社は、挟まれ・巻き込まれの恐れのある部分に対して、覆いや囲いを設けるなどの対策を講じていなかった。
https://www.rodo.co.jp/column/94281/
2020年9月3日5時1分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
二日午後零時五分ごろ、愛知県碧南市新道町一の市道で下水管の埋設工事中に道路が崩れ、「作業員一人がはしごとアスファルトに挟まれた」と一一九番があった。
この事故で同県幸田町横落の土建業宮上さん(男性、43歳)が、頭の骨を折るなどして意識不明の重体。
工事を発注した碧南市によると、幅一・三メートル、長さ十メートル、深さ二・五〜二・七メートルを掘削。
穴が崩れないように壁を押さえる板を取り付けている途中で事故が発生した。
当時は六人が作業しており、宮上さんは穴に入っていた。
碧南署は事故原因や安全対策が適切だったかなどを調べている。
https://www.chunichi.co.jp/article/114483
9月2日18時53分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、崩落防止板とハシゴの間に挟まれたという、同趣旨の記事がネット配信されていた。
男性1人が重体です。
2日正午過ぎ、愛知県碧南市で、下水道工事のために掘られた穴の中で土砂が崩れ、中にいた愛知県幸田町の自営業、宮上さん(43)が、崩落を防ぐための板とハシゴの間に挟まれました。
宮上さんはまもなく救助されましたが、頭の骨を折るなどして意識不明の重体です。
警察は、作業方法に問題が無かったかなど事故の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6983b6556b90aad4e7beed1b79b155ab0ad8ffa9
(ブログ者コメント)
以下は、CBCテレビ映像の3コマ。
穴というよりは溝のような感じだ。
2年前、2018年8月21日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良労働基準監督署は、55歳の男性労働者が金型に挟まれ左手首から先を切断した労働災害で、K産業㈱(大阪府大阪市)と同社の奈良工場の元工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで奈良地検に書類送検した。
労働災害は平成30年3月12日に同社の奈良工場で起きた。
被災労働者はペットボトル成形機(射出成形機)の金型に付着した異物を取り除こうとして左手を差し入れたところ、金型に挟まれ、左手首から先を切断する重傷を負った。
成形機には、扉を開くと機械が全停止する安全扉が設けられていたが、機械が全停止すると再度起動までに時間がかかるほか、成形中の樹脂が廃棄になるため、意図的に無効にしていた。
異物を取り除く際は機械を個別に止めるスイッチを押し、金型の部分だけを止めていたが、被災労働者は誤って隣のスイッチを押し、押し間違えに気づかずに左手を入れた。
金型は一定の間隔を置いて動いていたため、止まっているように見えたという。
労働安全衛生法は、射出成形機に労働者が挟まれる危険のある時は、安全扉などの安全装置を設けなければならないと定めている。
また、設置した安全装置は有効な状態で使用されるよう点検・整備をしなければならないとしている。
https://www.rodo.co.jp/column/50706/
2020年8月13日12時34分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後、北上市の製紙工場で点検作業をしていた男性が、タンクに挟まれ死亡しました。
警察は、男性がタンクに体を入れ、抜け出せなくなり死亡したとみて、事故の原因を調べています。
11日午後5時ごろ、北上市相去町の製紙会社、「Kペーパー」の工場で、社員の三浦さん(男性、55歳)が紙に塗る薬品の濃度を調整するタンクに上半身を突っ込んだまま動かなくなっているのを同僚が見つけました。
三浦さんは同僚に救出され病院に搬送されましたが、体を強く圧迫され、まもなく死亡しました。
警察によりますと、タンクは高さが1メートル20センチ、直径が80センチ余りで、上の部分には点検用の窓がついていますが、ふだんは窓から体を入れて作業をすることはないということです。
11日はタンクが不調だったため、三浦さんが1人で点検を行っていたということです。
警察は、三浦さんが何らかの理由でタンクの窓から体を入れたところ、挟まれて死亡したとみて、事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20200813/6040008310.html
8月13日にYAHOOニュース(岩手放送)からは、死因は循環不全だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩手県北上市の製紙会社の工場で11日、タンクの点検をしていた55歳の男性従業員がタンクから出られなくなり、死亡しました。
11日午後5時頃、北上市相去町のKペーパーの工場内で、紙の材料を混ぜ合わせるタンクの点検をしていた北上市大通りの同社社員・三浦さん(55)がタンクから出られなくなっているのを、同僚の男性が見つけました。
三浦さんは同僚に助け出された後、市内の病院に運ばれ、死亡が確認されました。
死因は循環不全でした。
警察によりますと、三浦さんは高さおよそ1.2メートルのタンクの上部にある窓から上半身を中に入れて1人で作業していたところ、自力で出られなくなったということです。
当時、タンクは稼働しておらず、警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e4e4330ceb751b867934723921de1ddcb37872
2020年7月20日12時5分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日夜、都城市の製材所で、作業中の男性の腕が機械に巻き込まれる事故があり、男性は病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
事故があったのは、都城市早鈴町の製材所「M木材」で19日午後8時15分ごろ、男性作業員が機械に挟まれているのを同僚の作業員が見つけ、消防に通報しました。
この事故で都城市高城町の飯盛さん(男性、29歳歳)が市内の病院に運ばれましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、事故当時、飯盛さんは1人で作業していて、おがくずを溜めるサイロの下側に設置されている回転式のプロペラがついた「スクリュー」に右腕を巻き込まれたということです。
飯盛さんの死因は出血性ショックと見られ、警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed0f8755e371951bfca58b33f037c4b8dbc60663
7月20日12時14分にYAHOOニュース(テレビ宮崎)からは、サイロ内で作業していたらしいという、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後8時頃、都城市早鈴町のM木材会社のサイロ内で社員の腕が「スクリューに挟まれている」との119番通報がありました。
この事故で、木材会社社員の飯盛さん29歳が心肺停止の状態で都城市内の病院に搬送されましたが、通報からおよそ2時間後に死亡が確認されました。
飯盛さんは木くずがたまっているサイロ内で何らかの作業をしていたと見られており、警察で事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c81961021f7bdb38da29ae12e6094f9578a86b8
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ宮崎映像の3コマ。
2020年6月10日17時5分にYAHOOニュース(福井放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井市内の生コンクリート工場で10日午前、工場長の男性がローラーと壁との間に体を挟まれ死亡した。
事故が起きたのは、福井市下毘沙門町のH生コン足羽工場。
警察の調べによると、10日の午前9時40分ごろ、工場長で福井市小野町の増田さん(男性、57歳)が、生コンクリートを作る過程で出る汚泥の処理施設を2人で点検していたところ、ローラーと壁との間に挟まれたもの。
増田さんは病院に運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。
事故の前には電源を入れてもシステムが作動しない不具合があったということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b783ecf98348557e2a6baf31f1ddd96092e525
(ブログ者コメント)
以下は、映像の3コマ。
2020年5月26日12時19分にYAHOOニュース(MROテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後5時ごろ、金沢市湊4丁目にある自動車整備工場で、リフトに乗って床下でエンジンオイルを廃棄する作業をしていた男性が、リフトと床の間に頭を挟まれました。
この事故で、金沢市駅西本町の川畑さん(男性、46歳)が頭を強く打ち、病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、川畑さんは1人で作業中に、上昇したリフトと床に頭を挟まれたということです。
警察ではリフトが上昇した原因や、作業手順に不備がなかったかなどについて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3076726d444d0cf7be859a3d411efd0a55c5b602
(ブログ者コメント)
以下は、映像の3コマ。
最後の1コマは、捜査員が足で蹴飛ばしたり、手を伸ばしたりして、何かの内部を確認していたように見えたシーン。
2020年5月26日11時29分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後4時ごろ、袖ケ浦市北袖の作業場で、型枠に入った状態の波消しブロックをワイヤーでつって移動させる作業が行われたところ、ブロックが突然転がり、近くにいた作業員2人が巻き込まれました。
警察によりますと、この事故で30代ぐらいの男性が頭などを強く打って死亡したほか、20代ぐらいの男性も大けがをしたということです。
現場では、この2人を含め合わせて7人の作業員が、鋼鉄製の型枠にコンクリートを流し込んで波消しブロックをつくったり、それを移動させたりする作業が行われ、転がったものは重さが2トンほどあったということです。
警察は、死亡した男性の身元の確認を進めるとともに、事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200526/1080011045.html
5月27日付の千葉日報紙面には、型枠も落下したなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
吊り上げていた消波ブロックと型枠が落下し、男性作業員2人が死傷した。
木更津署によると、死亡した男性(38)は頭部にけがを負い、搬送先の病院で死亡が確認された。
搬送時は意識がなかった。
もう1人のベトナム人男性(23)は、右腕に全治2~3週間の打撲を負った。
消波ブロックの大きさは1.5m。
2020年5月3日11時0分に伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時ごろ、三重県志摩市阿児町安乗の三重外湾漁協安乗事業所敷地内で製氷機のメンテナンスをしていた志摩市阿児町志島、アルバイトNさん(男性、65歳)が製氷機とその扉との間に挟まれているのを同僚の男性が発見して通報。
Nさんは同市内の病院に搬送されたが約2時間後、死亡が確認された。
死因は胸部圧迫による窒息死とみられる。
鳥羽署によると、Nさんは同僚と2人で開閉がうまくできなくなった製氷機の電動式の扉のメンテナンス作業に当たっていたという。
製氷機は4階建て建物相当の大型機械で、Nさんは当時、竹棒を使って3階の扉付近の氷を落としていて挟まれたといい、詳しい事故原因を調べている。
https://this.kiji.is/629483338386424929?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
農林水産業の現場では、工業現場ほどには、主電源カットの必要性が周知されていないのかもしれない・・・実情は不明だが、ふと、そんな気がした。
2020年4月16日17時4分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時20分ごろ、いわき市の三菱ケミカル小名浜工場の敷地内にある化学肥料製造販売会社、「Jアグリ」の工場で、いわき市平の会社員、鈴木さん(男性、31歳)が幅およそ2.2メートルのローラーに巻き込まれました。
近くにいた作業員が事故に気づきましたが、鈴木さんは意識がなく、その後、死亡しました。
ローラーは肥料を冷却させるためのもので、事故当時、鈴木さんは、1人でローラーの近くの足場にさび止めを塗る作業をしていたということです。
警察によりますと、鈴木さんが身につけていた落下を防ぐための安全帯のロープがローラーに巻き込まれた可能性があるということで、警察は、関係者から話を聞くなどして、事故の原因を調べています。
Jアグリは、「事故を真摯に受け止め、関係機関と連携し、原因究明、再発防止を進めてまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200416/6050009820.html
(ブログ者コメント)
安全帯のロープは通常、首の後ろに回していることが多いが、塗装作業で前屈みになった際、たるんだロープが巻き込まれた・・・ということだろうか?
ブログ者の経験では、そう大きくたるむことはなかったような気がするのだが・・・。
2020年3月14日16時8分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前10時半頃、山形県酒田市黒森の畑で、所有者の三川町成田新田、農業・斎藤さん(男性、78歳)が、農業用トラクター後部の回転部分(ロータリー)に下半身を挟まれた状態で倒れているのを、40歳代の長男が発見した。
斎藤さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
酒田署の発表によると、斎藤さんは午前10時頃から1人で、畑の土おこし作業をしていたという。
長男が最後に見かけた時、斎藤さんは、エンジンがかかったままのトラクターから降りて、回転部分を足で蹴っていたという。
同署で事故原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200314-OYT1T50122/
2020年3月7日12時50分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前6時45分ごろ、兵庫県伊丹市の製薬会社「N化学工業」から「従業員が作業中に右腕をけがした」と119番があった。
社員の30代男性が右腕を機械に巻き込まれて切断する重傷を負った。
伊丹署などによると、男性は当時、ほかの従業員と2人で板状の薬をベルトコンベヤーで運び、ローラーで粉末状に砕く作業を担当。
もう1人が離れている間に、右腕がローラーに巻き込まれたという。
同署が原因を調べる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202003/0013174214.shtml
2020年3月3日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野・飯田労働基準監督署は、令和元年12月に発生した死亡労働災害に関連して、鉄・非鉄の解体や販売を行うM社(長野県飯田市)と同社代表取締役および取締役兼工場長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)などの違反の疑いで長野地検飯田支部に書類送検した。
労災は、同社工場で発生したもの。
労働者はフォークリフトで地上から高さ3.2メートルまで持ち上げられたパレット上で、フレキシブルコンテナバッグを圧縮梱包機の投入口に落とす作業を行っていた際に被災した。
バッグが投入口に詰まったのを解消しようとしたところ、機械内部に転落して挟まれている。
同社は、機械の詰まりを解消する作業を行わせる際、機械の停止を怠った疑い。
さらに、投入口の周囲に高さ75センチ以上の丈夫な柵を設けるなどの安全対策も講じていなかった。
https://www.rodo.co.jp/column/88764/
(ブログ者コメント)
飯田労基署からの死亡事故多発注意喚起リーフレット中、本事例に関し、以下の記述があった。
圧縮機械の投入口で作業中、機械内部の下部まで墜落し、機械の可動部分と内壁との間に身体を挟まれ死亡した。
https://jsite.mhlw.go.jp/nagano-roudoukyoku/content/contents/shibousaigai-tahatsu_iida011226.pdf
2020年2月29日21時15分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日、千葉市稲毛区の建設現場で、60代の男性作業員が掘削機の走行用ベルトに巻き込まれて死亡しました。
警察や消防によりますと、29日午後3時40分ごろ、千葉市稲毛区のマンションの建設現場で、「男性作業員が掘削機の走行用ベルトに挟まれた」と同僚の作業員から消防に通報がありました。
およそ10分後に救急隊が駆けつけましたが、60代の男性作業員が掘削機の走行用ベルトに全身を巻き込まれていて、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡した作業員は掘削機の運転を担当していて、走行用ベルトを地面から浮かせて空回りさせた状態で点検作業を行っているときに巻き込まれたとみられるということです。
現場にはほかに10人ほどの作業員がいたということで、警察は同僚に話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200229/1080010049.html
(2020年3月17日 修正1 ;追記)
2020年3月1日付の千葉日報紙面には、油圧ショベルの片側を浮かせて点検していたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
千葉西署によると、男性は当時、油圧ショベルの片側を浮かせて空回りさせた状態で走行用ベルトを点検しており、何らかのきっかけで巻き込まれたとみられる。
同日午前8時ごろから、約10人で作業に当たっていたが、ほかにけが人はなかった。
2020年2月13日17時41分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
機械に安全装置を取り付けず、従業員が右腕を巻き込まれて切断する事故を起こしたとして、長岡労働基準監督署は、法人としての「Hコーポレーション」などを労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
長岡労働基準監督署によりますと、去年8月、「Hコーポレーション」の長岡工場で、当時50代の男性従業員が、紙を乾燥させる工程で、ロール状の機械に付着した紙を手作業で除去していたところ、右腕を機械に巻き込まれて切断する大けがをしました。
この事故で、会社側は、腕が巻き込まれることを防ぐカバーや、作業する人が危険を感じたときに機械を急停止させる装置などの安全装置を取り付けていなかったということです。
労働基準監督署は、安全管理を怠ったとして、法人としての「Hコーポレーション」と53歳の工場の課長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
Hコーポレーションは、「このたびの労働災害の発生を踏まえ、再発防止の徹底をはかります」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20200213/1030011178.html
(ブログ者コメント)
確認結果、該社は製紙工場だった。
17日午前9時15分ごろ、兵庫県高砂市高砂町の三菱製紙高砂工場で、「作業員が挟まれた」と119番があった。
同社の協力会社「T紙業」社員の男性(44)=同市=が、約2・5トンの2本のロール紙(直径約1・3メートル、幅約2・5メートル)に挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警高砂署によると、男性は工場内のクレーンを操縦してロール紙を移動させていたところ、操作を誤ってクレーンでつるしたロール紙と別のロール紙との間に、頭や胸が挟まれたという。
事故当時、周囲に人はいなかった。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201912/0012967507.shtml
2019年12月5日9時54分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後7時40分すぎ、東海市東海町の日本製鉄の名古屋製鉄所で、H鋼と呼ばれる鋼材が倒れ、隣に置かれた鋼材との間にいた作業員の片倉さん(男性、60歳)がはさまれました。
片倉さんはすぐに病院に運ばれましたが、体を強く打っていて、約1時間半後に死亡しました。
警察によりますと、倒れた鋼材は高さが約1メートル20センチ、幅が約50センチ、長さが約6メートルだということです。
現場は、名古屋製鉄所の敷地の真ん中ほどに位置する屋外の作業場で、当時は、鋼材を低い台の上に置いてボルトを取り付ける作業が行われていたということです。
警察によりますと、倒れた鋼材と隣の鋼材の間にいたのは片倉さんだけでしたが、周りには複数の作業員がいたということで、警察は目撃したほかの作業員から話をきくなどして、事故が起きた状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20191205/3000008004.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。