2018年10月16日11時45分に青森朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前9時すぎ、八戸市河原木にある八戸製錬の工場で、亜鉛を造るラインにあるスクリュー式のコンベヤーに男性が巻き込まれ、亡くなった。
事故当時、修理に訪れていた委託業者の52歳の男性の行方が分かっておらず、警察は、この男性の可能性があるとみて身元を調べている。
八戸製錬によると、工場は現在、1年半ごとに行う定期修理中で、中に人がいないと勘違いをしてコンベヤーを動かしてしまった可能性があるという。
出典
『製錬工場で死亡事故』
http://www.aba-net.com/news/news009.html
10月16日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鋼材を貯留する機械の中にあるスクリューに作業員が巻き込まれる事故があり、男性の遺体が見つかった。
警察によると遺体の損傷が激しく、身元の特定に至っていない。
機械内の部品点検と清掃作業をしていた男性作業員(52)と連絡が取れず、警察が身元の特定を急いでいる。
出典
『スクリューに巻き込まれ男性作業員死亡』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181016_23047.html
(2020年7月10日 修正1 ;追記)
2020年7月10日付で毎日新聞(青森版)から、安全確認しないまま機械を作動させたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
八戸市河原木の製錬会社「八戸製錬」の工場で2018年、作業員の男性(当時52歳)がコンベヤーに巻き込まれて死亡する事故があり、八戸署は9日、当時、現場の総括をしていた同社の50代男性社員ら3人を業務上過失致死の疑いで青森地検八戸支部に書類送検した。
書類送検の容疑は18年10月15日、工場内の金属のかすをためている貯留槽で、男性が作業をしていたにもかかわらず十分な安全確認を行わないままスクリュー式コンベヤーを作動させ、男性を巻き込ませて死亡させたとしている。
https://mainichi.jp/articles/20200710/ddl/k02/040/185000c
7月9日19時9分にNHK青森からは、容器内にある螺旋状のコンベヤーに巻き込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし、八戸市にある金属の製錬会社の工場で、設備の点検作業中に男性がコンベヤーに巻き込まれて死亡した事故で、警察は、十分な安全確認を行わないままコンベヤーを作動させたとして、当時の現場責任者ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故は、おととし10月、八戸市の「八戸製錬」の工場にある金属をためる容器の中で点検作業をしていた52歳の男性が、容器内にあるらせん状のコンベヤーに巻き込まれて死亡したものです。
警察が捜査を行った結果、当時、容器の中に男性がいることが確認されないまま、コンベヤーが作動していたことが分かったということです。
このため警察は、十分な安全確認を怠ったとして、現場責任者を務めていた50代の男性など、合わせて3人を業務上過失致死の疑いで、9日、書類送検しました。
八戸製錬は、「書類送検の事実を厳粛に受け止め、2度とこのような痛ましい災害を起こさないよう、再発防止に取り組んでおります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200709/6080009075.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。