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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018101630分に南日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

奄美市名瀬港にある西防波堤灯台が、台風24号の通過後、消失したことが30日分かった。

強風や高波で倒れ、海中に転落したとみられる。

海保は、航行警報などで付近の船舶に注意を呼び掛けている。


海保によると、灯台は高さ11m、幅2.2mの強化プラスチック製で、中は空洞。

1989年に名瀬港入り口の西防波堤先端に設置された。

 

台風通過後、巡回したところ、コンクリート製の基礎部分を残し消えていた。

 

出典

『台風24号通過 奄美・名瀬港の灯台消える』

https://373news.com/_news/?storyid=96687 

 

 

10132356分にNHK鹿児島からは、近くの海中で発見されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

先月接近した台風24号のあと、根元から無くなっていた奄美大島の名瀬港の灯台が、13日午後、近くの海中で発見された。

海保は今後、灯台を引き上げて、海中に落ちた原因を調べることにしている。


奄美大島の名瀬港では、先月30日、台風24号が接近したあと、港に設置していた高さおよそ11mの灯台がコンクリートの基礎を残して根元から無くなり、現在はLEDライトが点灯する仮の機器を設置している。


海保は今月12日から、灯台があった場所の周辺で水中音波探知機を使った潜水調査を続けていたところ、13日午後、海底に沈んでいる灯台の本体が見つかったという。
発見場所は、灯台があった場所から北へ30m、西に250mで、水深13mの海底に沈んでいたという。
また、この場所は航路を外れているため、船の航行に影響はないという。


海保は、今回の被害は灯台を固定するボルトがさびたことが原因だとみて、全国に400余りあるボルトで固定するタイプの灯台などを緊急点検することにしている。


海保は今後、灯台を引き上げて、海中に落ちた原因を詳しく調べるとともに、今後の対策を検討することにしている。

 

出典

台風で消えた灯台 海底で発見

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20181013/5050004634.html

 

 

10131024分にNHK鹿児島からは、灯台を固定していたボルトが外から見えない場所で腐食していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

海保が調べたところ、灯台と基礎のコンクリートを固定していたステンレス製のボルト16本が、いずれも外からは見えない内側からさびているのがわかった。


海保は、ボルトと基礎のコンクリートとの間に海水が入り込んだか、風の影響で灯台が揺れることでボルトが傷つくなどして、さびが進行していった可能性があるとみている。


この灯台は、耐用年数を迎えるまであと10年あったということで、海保は、今年度内に全国に400余りあるボルトで固定している灯台などを緊急点検することにしている。

 

奄美海保の近藤交通担当次長は、「さびに強いはずのステンレス製のボルトでこのようなことが起きるのは、想定していなかった。詳しい原因を早急に突き止め、全国の灯台で同じ事故が起きないよう、対策を考えたい」と話している。

 

出典

灯台消失さびが原因 全国点検へ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20181013/5050004632.htmlhttps://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20181013/5050004632.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

塩分が多い環境下でのステンレス使用ということで、ブログ者の頭には条件反射的に応力腐食割れという言葉が浮かんできた。

ボルト材質選定時、どのような検討がなされたのだろうか?

 

 

 

(2019年2月6日 修正1 ;追記)

 

201925169分にNHK鹿児島から、灯台が引き上げられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日、去年9月の台風24号の影響で海に流されていた奄美市の灯台の引き揚げ作業が行われた。


海保は引き揚げた灯台を詳しく調べて流失の原因を特定し、全国の灯台の整備に生かす方針。

 

出典

台風で流出の灯台を引き揚げ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20190205/5050005597.html 

 

 

 

(2019年12月11日 修正2 ;追記)

 

2019121150分に読売新聞からは、新たな灯台が設置されたという下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

昨年9月に台風24号の影響で倒壊した奄美市の名瀬港西防波堤の灯台について、第10管区海上保安本部は10日、新たな灯台を設置した。

年内にも運用を開始する。

 

灯台は、台風が通過した昨年9月30日朝になくなっていることが判明。

10月13日、近くの海底に沈んでいるのが見つかった。

 

その後は仮設灯台で代用していた。

 

新たな灯台は繊維強化プラスチック(FRP)製で、高さ約4メートル、直径約45センチ、重さ約400キロ。

太陽光パネルで蓄電し、夜間は発光ダイオード(LED)ライトが点灯する。

4秒に1回点滅し、約9キロ先まで届くという。

事業費は2100万円。

 

この日は、作業台船がクレーンで新たな灯台をつり上げ、基礎部分に埋め込んだ。

 

今後は頭頂部に灯器などを取り付ける予定で、同本部企画課の段村課長補佐は、「この灯台を適切に利用し、安全航行を続けてもらいたい」と話した。

 

https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20191210-OYTNT50203/

 

 

12101935分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨秋の台風で灯台が消失した鹿児島県奄美市の名瀬港で10日、新灯台がお目見えした。

 

第10管区海上保安部がLED灯器を取りつけ、年内に完全復旧する。 

 

繊維強化プラスチック製で、高さ4・35メートル、重さ400キロ。

高波や暴風の抵抗を減らすため、高さは半分近くに、直径も5分の1ほどに小ぶりになった。

 

灯台と基礎をつなぐボルトのさびが消失原因だったため、本体を基礎に埋め込んだ。

「これで大きな台風も大丈夫」と担当者。

 

灯台の未来も明るい?

 

https://www.asahi.com/articles/ASMDB4GJVMDBTLTB007.html

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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