2012年12月21日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時50分ごろ、瑞穂町二本木の「S製作所瑞穂工場」で、同社の作業員の男性(32)が金属部品を切削する「5面加工機」の中に入って清掃作業をしていたところ、加工機が突然動き始めた。
男性は刃に接触して死亡した。
別の50代の男性作業員が誤って加工機の作動スイッチを入れた疑いがあり、警察は業務上過失致死の疑いで事情を聴いている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20121221ddlk13040306000c.html
(ブログ者コメント)
別の機械を動かそうとして清掃中の機械のスイッチを入れてしまった・・・そういうことだったのだろうか?
もしそうだとすれば、仮に清掃している人の姿が見えていたとしても、この事故を防ぐのは難しかったかもしれない。
再発防止策として、スイッチ部に「清掃中」の札をぶら下げるようにしたとしても、札が目に入らずスイッチを入れる人がいるかもしれない。
自分の身を守るためには、面倒でも、動力元電源を切ってから中に入るようにしなければならない。そして万全を期すため、元電源のスイッチにも表示しておくことだ。
(2014年1月11日 修正1 ;追記)
2014年1月9日付で朝日新聞多摩版(聞蔵)から、電球交換中だったなど下記趣旨の新情報がネット配信されていた。
よって、この記事をベースにタイトルも修正した。
青梅労基署は8日、立川市の自動車部品製造会社「S製作所」と同社の瑞穂工場長の男性(61)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、瑞穂町にある同社工場で2012年12月20日、男性作業員(当時32)が金属加工用機械に乗って電球を交換していたところ、別の作業員が機械のスイッチを入れてしまい、男性が機械に挟まれて死亡した。
同社と工場長は、機械の作動を防ぐために「操作禁止」といった表示をしたり、起動装置に鍵をかけたりするなどの安全管理をしていなかった疑いがあるという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。