本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年12月21日20時27分にmsn産経ニュースから、12月22日1時17分にFNN関西テレビから、12月22日7時38分にNHK大阪から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府松原市消防本部は21日、高血圧の男性(80)を救急搬送する際、ストレッチャーから転落させる事故が20日にあったと発表した。
男性は外傷性くも膜下出血や左膝骨折の重傷を負ったが、命に別条はない。
同本部によると、通常は備え付けのベルトで患者の体を固定するが、男性の収容を急ぐため装着を怠っていた。府警松原署に届け出ており、同署は今後、状況を詳しく調べる。
20日正午すぎ、男性の家族から「血圧が上がって歩けない」と119番があり、救急隊員は数分後に市内の男性方に到着した。
男性をストレッチャーに寝かせ、救急隊員2人で救急車に運び込もうとしたが、下り坂のカーブを曲がる際にストレッチャーが傾き、男性が1mの高さから落下した。
消防署のマニュアルでは、本来3人で搬送することになっているが、今回は、2人だけで搬送していたという。
近く懲戒審査員会を開き、処罰を検討するという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121221/dst12122119290013-n1.htm
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00237542.html
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20121222/4363321.html
(ブログ者コメント)
□いくら急いでいても、そこはプロの救急隊員。日頃の訓練や出動を通じ、ストレチャーへの患者ベルト固定は、基本動作として意識せずとも自然に手が動きそうな気がするのだが・・・。
□本来の3人体制が2人体制になっていたために固定作業が抜けた・・・そんなことも原因の一つだったのだろうか?
もしそうだとすれば、これも変更管理がうまくいかなかった事例だ。
大阪府松原市消防本部は21日、高血圧の男性(80)を救急搬送する際、ストレッチャーから転落させる事故が20日にあったと発表した。
男性は外傷性くも膜下出血や左膝骨折の重傷を負ったが、命に別条はない。
同本部によると、通常は備え付けのベルトで患者の体を固定するが、男性の収容を急ぐため装着を怠っていた。府警松原署に届け出ており、同署は今後、状況を詳しく調べる。
20日正午すぎ、男性の家族から「血圧が上がって歩けない」と119番があり、救急隊員は数分後に市内の男性方に到着した。
男性をストレッチャーに寝かせ、救急隊員2人で救急車に運び込もうとしたが、下り坂のカーブを曲がる際にストレッチャーが傾き、男性が1mの高さから落下した。
消防署のマニュアルでは、本来3人で搬送することになっているが、今回は、2人だけで搬送していたという。
近く懲戒審査員会を開き、処罰を検討するという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121221/dst12122119290013-n1.htm
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00237542.html
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20121222/4363321.html
(ブログ者コメント)
□いくら急いでいても、そこはプロの救急隊員。日頃の訓練や出動を通じ、ストレチャーへの患者ベルト固定は、基本動作として意識せずとも自然に手が動きそうな気がするのだが・・・。
□本来の3人体制が2人体制になっていたために固定作業が抜けた・・・そんなことも原因の一つだったのだろうか?
もしそうだとすれば、これも変更管理がうまくいかなかった事例だ。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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