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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20181271813分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関西電力の委託により電気設備を点検している「関西電気保安協会」など4つの事業者は、マンションのエレベーターなどに漏電をはじめ異常がないかを調べる定期点検で、測定結果を改ざんしていたことを明らかにして陳謝した。

愛知県などで電気設備を点検する事業者による調査結果の改ざんを受けて、関西電力の委託により住宅や商店の電気設備を定期点検している4つの事業者が緊急に内部調査を行い、7日、その結果を明らかにした。


それによると、4つの事業者は、集合住宅のエレベーターや水道をくみ上げるポンプなどの電気設備から漏れた電流を測定する際に、結果を基準値内に収まるように改ざんしていたという。


改ざんの件数は、平成26年4月以降で、「関西電気保安協会」が707件、「関電サービス」が711件、「きんでんサービス」が378件、「兵庫県電気工事工業組合」が66件となっている。


漏れた電流が基準値を超える場合には、設備の電気を止めて追加調査を行う必要があるが、それを避けるために改ざんしたという。


いずれの事業者も、改ざんの範囲は数ミリアンペア程度で、直ちに感電や漏電による火災が起きる危険性はないとしているが、該当する集合住宅の設備は、今月26日までに再調査するという。


関西電気保安協会の川邊理事長は、「コンプライアンス教育や研修をしてきたが、従業員に伝わっていなかったと反省している。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と陳謝した。

 

出典

電気設備点検で測定結果改ざん

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20181207/0010477.html 

 

 

1271735分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関西電気保安協会など、関西で電気設備の定期点検をする4事業者が7日、大阪府や兵庫県などの集合住宅計1862棟で、調査記録を改ざんする電気事業法違反があったと発表した。

 

エレベーターや水道ポンプの電気設備の調査数値が基準を上回り、軽微な漏電の疑いがある場合などに、基準内になるように書き換えていたという。

 

改ざんがあったのは、同協会で707棟、関電サービスで711棟、きんでんサービスで378棟、兵庫県電気工事工業組合で66棟。

計118人の調査員が不正に関わった。

 

基準値を超えると精密点検が必要で、電気を止めるため、エレベーターなども使えなくなる。

同協会の川辺理事長は、「お客様にご苦労をかけると考えてしまった。非常に反省し、再発防止を徹底したい」と陳謝した。

 

住宅の電気設備の点検は電気事業法上の義務で、関西電力が9業者に委託している。

 

今年10月に中部電力管内で同様の事案があり、経産省が調査を求めていたなかで発覚した。

 

各事業者は漏電による火災の危険性はないとしているが、再点検して通知するという。

 

出典

関西電気保安協会が検査記録改ざん 軽い漏電を基準内に

https://www.asahi.com/articles/ASLD755ZDLD7PLFA009.html 

 

 

※中部電力管内の事例は下記参照。

 

20181114026分 毎日新聞)

 

中部電力が外部委託していた漏電調査で計測記録の改ざんがあった問題で、新たに愛知、岐阜県内の集合住宅など計8884棟でも記録改ざんが行われていたことが13日、分かった。

委託先2団体が同日、発表した。

 

中部電の委託先による改ざんは、既に公表済みの名古屋市の1団体1400棟と合わせ、計1万284棟になった。

 

名古屋市の昭和、瑞穂、熱田区を除く愛知県全域の調査を担当していた中部電気保安協会(名古屋市)では、2006年10月以降、県内のマンションなど8702棟で改ざん。

エレベーターやポンプの調査で、電気事業法で定められた基準値(1ミリアンペア)を超える4~5ミリアンペアの漏電を計測しても、1以下にしていた。

 

作業員116人が関与し、中部電OBも20数人含まれていた。

 

同法では、1ミリアンペア以上の場合は施設管理者に通知し、停電を依頼して精密調査を行う必要がある。

 

作業員らは、「停電の了解が得にくい上、感電や火災の危険も低いと判断した」などと説明しているという。

 

同協会は岐阜、三重、静岡、長野県も担当だが、改ざんは愛知県だけだった。

 

また、岐阜県各務原市など5市町を担当する同県電気工事業工業組合(岐阜市)でも、14年11月以降、同様の理由で集合住宅182棟の記録を改ざんしていた。

 

全作業員6人が関与し、一部作業員は、「04年の委託当初から改ざんをしていた」と話しているという。

 

愛知県電気工事業工業組合(名古屋市)で10月に1400棟で同様の改ざんが発覚したことを受け、中部電が全委託先に調査を求めていた。

 

中部電は、「定期的にパトロールも行っているが、改ざんを見抜けず、非常に遺憾。再発防止策などを見て今後の対応を判断したい」としている。

 

出典

『中部電 漏電調査改ざん 新たに愛知、岐阜で計8884棟』

https://mainichi.jp/articles/20181114/k00/00m/040/161000c アカスミ

 

 

  (2/2へ続く)

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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