2018年3月1日21時5分にテレビ岩手(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月2日14時3分に山形新聞から、3月1日13時2分にテレビユー山形からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
鶴岡市によると、2月24日の午後、市内の「朝日中央コミュニティーセンター」で施設の灯油のタンクが空になっているのを施設の職員が発見した。
施設の周辺は落雪や除雪された雪が3mほど積もった状態で、室内の暖房器具へ灯油を送る配管が雪の重みで損傷した可能性があるという。
タンクは流出が見つかる前日に469ℓを給油したばかりで、先月1日に給油した灯油も一部流出した可能性があり、流れ出た灯油の量は約700ℓに上るとみられている。
市総務企画課によると、配管の全長は20mほどで、外壁に取り付けられている。
周囲に約3mの積雪があるために近づけず、破損箇所は特定できない状態。
センターの約200m北東には赤川が流れていて、センター近くの側溝とつながっていたが、酒田河川国道事務所が調査したところ、河川への灯油の流出は確認されなかったという。
また、側溝からはわずかに灯油の匂いがするというが、市では流出した灯油の大部分がタンク付近の積雪に浸透し、とどまっているとみている。
市ではこれまで、近くの側溝5か所に灯油を吸着するマットや流出を防ぐフェンスを設置し、今後、側溝内の清掃も行っていく方針。
業者と相談して、灯油が浸透したとみられる雪の処理方法も検討する。
施設ではエアコンなどが使用できるため、利用に影響はないという。
出典
『鶴岡・灯油700リットル流出か』
http://www.tvi.jp/nnn/news8878492.html
『灯油700リットルが流出 鶴岡市朝日庁舎、落雪で配管破損か』
http://yamagata-np.jp/news/201803/02/kj_2018030200052.php
『鶴岡市 コミセンから灯油流出』
http://www.tuy.co.jp/program/news/localnews/61609/
(ブログ者コメント)
今年1月の矢吹町事例など、本ブログでは過去に同種事例を紹介している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。