2018年2月25日0時5分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後6時13分ごろ、都営地下鉄浅草線と三田線、都電荒川線で、同時に停電が発生するトラブルが起きた。
この停電の影響で、3線は午後7時30分ごろまで全線で運転を見合わせ、最も時間がかかった浅草線が全線で復旧したのは午後8時42分ごろだった。
東京都交通局によると、全体で131本が運休し、5万5000人に影響があった。
交通局によると、都が管理する複数の変電所で同時に異状を知らせる警報が鳴り、3線の架線が停電。
いったん復旧したが、午後6時44分に再び停電した。
三田線では、15駅の構内でも停電が起きた。
3線の電気系統はそれぞれ分離されており、停電が同時に起きた理由はわからないという。
今のところ、人為的な操作などの形跡はないという。
交通局によると、三田線は大手町~神保町駅間で車両が停車し、乗客が約30分間にわたって閉じ込められたが、体調を崩す人やけが人はなかったという。
出典
『浅草線・三田線・荒川線が同時停電 都の変電所で問題か』
https://www.asahi.com/articles/ASL2S64MSL2SUTIL01Z.html
2月25日18時50分に朝日新聞から、原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月25日19時30分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都交通局は25日、浅草線の浅草~本所吾妻橋間で、電車に電気を供給する架線と天井の鋼材が接触したことが原因だったと発表した。
交通局によると、鋼材に火花が散ったあとが残っていた。
架線をつっている「ちょう架線」が、電車の通過時などの振動で鋼材に接触して異常電流が発生、浅草線の変電所が停電したとみている。
「ちょう架線」と天井は通常、20cmほど離れ、去年12月の点検では異常はなかった。
三田線、荒川線の停電も、この異常電流の影響とみられるという。
担当者は、「通常、天井はコンクリート製で、架線が接触しても異常電流は発生しない。だが、この場所では耐震補強で鋼材が使われた」と話し、交通局は、今後、同様の箇所の調査を進める。
出典
『架線と天井鋼材との接触原因 地下鉄浅草線などの停電』
https://www.asahi.com/articles/ASL2T5RX7L2TUTIL018.html
『都営地下鉄の停電…架線が天井に接触しショート』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000121649.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。