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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20138221554分にNHK広島から、823143分にテレビ山口から、8231230分にNHK山口から、また823日付で毎日新聞山口版と朝日新聞西部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午前11時過ぎ、山口県和木町と岩国市、広島県大竹市にまたがる「三井化学岩国大竹工場」で「作業場で化学物質が燃えている」と工場から警察や消防に通報があった。


警察によると、火事は工場の和木町側にある合成樹脂添加剤(ワックス)製造プラント敷地内の触媒貯蔵庫で起きた。

このプラントでは、プラスチック樹脂などの加工を助ける薬剤を作っているという。
また、燃えたのはこの貯蔵庫にあったトリエチルアルミニウムという液体の化学物質で、空気に触れると自然発火するという。

 

消火活動によって化学物質から出ていた火や煙は拡大するおそれはなくなり、警察によると、けが人などはいないという。

また、三井化学によると、この火事による有害物質などの発生は確認されていないという。
ただ、その後もプラントの貯蔵庫ではわずかに炎が出るなどしているということで、警察や消防で火事が再発しないかどうか確認を続け、7時間以上経った午後6時40分に鎮火した。

 

工場によると、化学物質が約660kg入った長さ2m、直径約1m、容量1.3m3の円筒形コンテナを別のコンテナに取り替えるため、4人で容器上部の2本の配管を取り外す作業をしていたときに火災が起きたという。

 

「三井化学岩国大竹工場」では去年4月に、車のタイヤなどに使われる接着剤を製造するプラントで爆発事故が起きていて、警察ではあす以降プラントの内部の安全が確認されてから現場検証を行い、火事の原因を調べることにしている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4003948262.html?t=1377205707159

http://www.tys.co.jp/NewsDetails.aspx?CID=76ad61b3-5ac1-42ee-8fa2-cee84f622f1e&DID=a2191e9c-0f42-4c19-a596-30cea5520c39

http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063971091.html?t=1377292460710

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130823ddlk35040294000c.html

 

 

 

(2013年9月14日 修正1 ;追記)

 

201393日付で朝日新聞山口版(聞蔵)と毎日新聞山口版から、922055分にNHK山口から、マニュアル通りに作業していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社は2日、会見を開き、社員の人為的なミスが原因と発表した。
触媒コンテナの交換作業の際、弁を閉め忘れ、手順も誤っていたという。

 

説明によると、出火当時、トリエチルアルミニウムが入っていたコンテナの配管を外す作業を社員4人がしていた。

トリエチルアルミニウムは空気中で自然発火するため、本来の作業手順では、コンテナ側にある2つの弁を閉めてから、配管を外すことになっていたという。

 

ところが、作業責任者が弁の一つを閉め忘れた上、別の作業員がコンテナ内の圧力を一定に保つための弁2ケ所を、手順に反して、切り離す前に閉めたため、コンテナ内圧力が通常の取り外し作業と比べて50倍程度に上昇。

配管の継ぎ手のボルトを緩めた際にトリエチルアルミニウムが外部に漏れ、出火したという。

 

社員4人のうち2人は経験が浅く、ベテラン2人が作業手順を教えている最中だった。

だが、マニュアル通りの作業ではなかった上、持っていた作業チェックリストも使っていなかったという。

 

生産・技術本部長は「昨年のプラント爆発炎上事故から1年余で事故が再発。対策への意識が工場内に浸透しておらず、意識改革が必要だ。安全対策を徹底させる」と陳謝した。

同社は、作業員によるマニュアルの無視が明らかになったことを受けて、作業を監督する担当者を置くなど4項目の再発防止策をまとめ、2日、岩国地区消防組合に提出した

出典URL

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130903ddlk35040514000c.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064213771.html?t=1378155959016

 

 

また、93日付の中国新聞紙面には、若干異なる記述で、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

作業員が、配管を取り外す前に誤って圧力を調整する装置の弁を閉め、バルブを開けたままにしていたため、コンテナと配管の接続部から漏れ出して発火したという。

 

同社は、配管を外す際の手順を

①配管内に窒素を充満させる

②コンテナ側の2ケ所のバルブを閉める

③配管を取り外す

④コンテナ内の圧力を調整する装置の弁を閉めて窒素通入を停止する。

と定めていたが、4人は、作業手順書を十分確認せず、役割分担も不明確だった。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道された内容を読んでも、イマイチ、状況が伝わってこない。

同社HPを調べてみたが、関連記事は見つからなかった。

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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