2019年11月6日19時17分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
世界遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で4日、駐車場の小屋2棟が全焼した火事で、物置小屋の焼け跡から電気がショートした際にできる痕が見つかったことが捜査関係者への取材で新たにわかり、警察が火災との関連を調べています。
この火事は4日午後3時前、合掌造りの集落が世界遺産に登録されている白川郷の駐車場で小屋2棟が全焼したもので、けが人はなく、世界遺産となっている建物にも被害はありませんでした。
警察と消防が5日、現場を詳しく調べた結果、車などが置かれていた物置小屋の焼け跡から電気がショートした際にできる痕が見つかったことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
物置小屋の外部に取り付けられている配電盤から外部の照明につながる電線は火事のあとも電気が通っていたことから、内部の照明につながる電線がショートした可能性が高いということです。
警察は物置小屋内部で電線がショートして火が出た可能性もあるとみて、火災との関連をさらに詳しく調べています。
那覇市の首里城で起きた火事も、電気系統のトラブルが火災につながった可能性もあるとみて、警察と消防が関連を慎重に調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20191106/3080002765.html
11月6日11時56分にYAHOOニュース(中京テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後、合掌造りの集落に近い小屋から出火し、小屋2棟が全焼しましたが、けが人はなく、世界遺産となっている合掌造りの建物に被害はありませんでした。
警察によると、燃えた2棟の小屋のうち、軽トラックや除雪用具などが入った小屋の内部が激しく燃えていました。
火はこの小屋の内部から出火し、その後、配電設備のある隣の小屋に燃え移ったとみられています。
警察は電気系統のショートなどが原因で出火した可能性があるとみて当時の状況を詳しく調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00010002-sp_ctv-l21
(ブログ者コメント)
映像によれば、燃えたのは萱葺き屋根の小屋。
首里城炎上事故があった直後の、同じような場所での同じような原因による火災事故につき、参考までに紹介する。
ちなみに、世界遺産の萱葺き屋根集落は駐車場から橋を渡った対岸にあり、今回の火災現場とは離れている。
今回火災に遭った建物は、立地場所から考えると、観光用に外観を萱葺きにしていたものかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。