2019年11月1日21時5分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月31日午後1時半すぎ、葛尾村葛尾の村道の道路脇で、田村市大越町の土木作業員、佐藤さん(75)がチェーンソーで木を切断する作業をしていたところ、木の枝が首の後ろの部分に強く当たりました。
佐藤さんは病院に搬送されましたが、1日になって死亡しました。
警察によりますと、佐藤さんは倒したあとの直径26センチ長さ12メートルほどの木を細かく切断する作業をしていて、現場には複数の作業員がいましたが、この木を切断する作業は1人で行っていたということです。
復興庁によりますと、作業は、原発事故で被災した浜通り12市町村の安全の確保のため、道路の除草やパトロールなどを行う国の委託事業だったということです。
復興庁は「事故原因を調査して、警察などと連携し、再発防止に努めていきたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20191101/6050007802.html
11月1日22時24分にサンスポからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
復興庁などは1日、東京電力福島第1原発事故からの復興に伴う委託事業に関し、福島県葛尾村で木を伐採する作業に従事していた同県田村市の佐藤さん(75)が事故で死亡したと発表した。
委託事業での死亡事故は初めて。
復興庁や双葉署によると、10月31日午後1時40分ごろ、原発事故による避難指示が解除された葛尾村葛尾地区で、男性が村道の整備のため樹木を伐採。
切り倒した大木の枝を切除していた際、バランスが崩れた木が動き、枝が男性の後頭部を直撃した。
病院に搬送されたが、11月1日未明に死亡が確認された。
葛尾村は原発事故で一時全村避難となった。
https://www.sanspo.com/geino/news/20191101/sot19110122240014-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。