2017年5月11日21時6分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年2月、柏崎刈羽原発の作業員が着替えなどに使う部屋で発生したぼやについて、東京電力は、コンセント付近にたまったほこりが発火するトラッキングという現象が原因とみられると発表した。
今年2月、6号機と7号機に隣接する、作業員が着替えなどに使う「サービス建屋」のロッカー室で紙の書類や段ボールなどが燃え、すぐに消し止められた。
このぼやによるけが人はいなかったが、柏崎刈羽原発は現場の再現調査などをした結果、コンセントの差し込み口付近にたまったほこりが出火するトラッキングという現象が起きたことが出火の原因として考えられると発表した。
このため発電所は、コンセントの周りにあった燃えそうなものを取り払った他、使っているコンセントのほこりを払うとともに、使っていないものにも特殊なキャップを取り付けるなどの再発防止を取っていくとしている。
出典
『柏崎刈羽原発ぼや ほこり発火か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033330701.html
当時の状況については、2017年2月23日19時34分に朝日新聞から報じられている下記趣旨の記事参照。
東京電力は23日、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機のサービス建屋2階のロッカー室で、火災が発生したと発表した。
同日午後3時20分過ぎ、火災報知機が鳴り、同原発の職員が119番通報した。
自衛消防隊員らが消火活動をし、約1時間20分後に消し止めた。
けが人はいなかった。
火災による放射能漏れはないという。
この日、同原発の免震重要棟の耐震性不足問題について説明するため柏崎市と刈羽村の各首長を訪れていた東電新潟本社の木村公一代表は、「みなさんが不安に思うようなことを起こさないということでやっている。再発防止を徹底する」と話した。
出典
『東電柏崎刈羽原発の建屋で火災 けが人、放射能漏れなし』
http://www.asahi.com/articles/ASK2R64JVK2RUOHB00T.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。