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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017512550分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

「カラス侵入禁止」。

そう書いた紙をつるしたら、本当に来なくなった――。

 

岩手県大槌町にある東大の研究施設は、春になるとカラスに「警告文」を出す。

研究者が放つ奇策だ。

今年で3年目、東大が連勝している。

 

4月中旬の午後、大槌湾に面した「東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター」の1階で、佐藤克文教授(動物行動学)がパイプや窓枠に紙をつるしていた。

 

パイプ周りの断熱材は、むしられてボロボロだ。

「カラスが巣作りで持っていきました」。佐藤教授は苦笑いする。

 

センターは世界的な海洋研究の拠点として、1973年に前身がオープンした。

だが、震災の津波は3階建ての最上階まで到達した。

その後、3階だけ仮修復したが、1、2階はがれきの撤去後、物置になった。

 

佐藤教授によると、カラスの被害が目立ち始めたのは15年春。

むき出しになった1階天井のパイプの断熱材がむしり取られ、羽根やフンが落ちるようになった。

 

津波で周囲の住宅が壊滅して人影が消え、センターも扉や窓がなくなった。

このため、カラスが繁殖期に建物に入り込み、巣作りの材料として断熱材を「拝借」するようになったらしい。

 

センター職員から相談を受けた佐藤教授も決定打がなく、知人で「カラスの専門家」の宇都宮大「雑草と里山の科学教育研究センター」の竹田努研究員(環境医学)に相談したところ、「警告文を出してみては」とアドバイスがあった。

 

佐藤教授は「冗談だろう」と思ったが、試しに警告文をつるしてみると、カラスはすぐ来なくなった。

一時的かと思われた効果も長続きした。

 

竹田研究員によると、警告文を目にした職員や学生がカラスに視線を向けたり指さしたりすることで警戒して寄りつかなくなる、ということらしい。

「不思議に思って、みんな空を見るでしょ」

 

佐藤教授は、今年も数10枚の警告文を建物にぶら下げた。

津波の痕跡が生々しいセンターの頭上を数羽のカラスが飛び交うが、スタッフや学生は出入りの際、ちらちらと空に目をやる。

「見る人が増えれば増えるほど効果が上がる。お気軽にお越しください」

 

出典

「カラス侵入禁止」警告文、なぜか効果 東大の研究施設

http://www.asahi.com/articles/ASK4L2VWFK4LUJUB003.html 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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