2022年11月2日18時5分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし9月13日、東海村にある運転停止中の東海第二原発で、屋外に置かれている変圧器から出火しているのを協力会社の従業員が見つけました。
火はまもなく消し止められ、けが人はいませんでした。
日本原子力発電が調べたところ、変圧器のなかの電極の部分にちりやほこりがたまったり塩分がついたりして、電流が流れて火が出る「トラッキング現象」が起きたことが火事の原因だとみられるということです。
日本原子力発電は調査結果を受けて、出火した変圧器を新しいものに交換するほか、屋外にある機器は内部も点検するなどの再発防止策をとるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221102/1000086389.html
(ブログ者コメント)
変圧器のトラッキング現象は珍しい?
調べてみたところ、しっかり管理しなければ起きる可能性ありとのことだった。
各種情報の中で分かりやすかったものを紹介する。
(㈱エレックス極東 ありがとう通信 2015 vol33)
皆様の事業所・各変電所において、重要な役割を果たしている変圧器ですが、その更新時 期をご存知でしょうか?
各メーカー・企業によって推奨更新時期にバラつきがあり、明確な 更新時期が分からないのが実情です。
しかも、変圧器の更新時期は運用期間、運用条件に 大きく左右されるため、定期的な診断が必要不可欠です。
皆様の事業所に於かれましても、 変圧器の定期診断を行う事で、より確実な予防保全・機器更新を行う事を推奨致します。
予防保全を行う為の3つの分析
①変圧器油中ガス分析 内部の異常診断
・・・
②フルフラール分析 余寿命診断
・・・
③絶縁油特性試験 絶縁油の劣化診断
・・・
https://www.kyokuto.co.jp/thank-communication/backnumber/ari-033.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。