2022年11月2日23時6分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
群馬県は31日、前橋市関根町の関根発電所で大量の水が滝のように流れ込んで騒音が出ているとして、対応策を取ることを発表した。
同発電所は県が管理している。
県によると、2020年2月、定期点検時のミスで所内が浸水して水力発電の運転を停止し、この際に水門を閉じた結果、迂回水路から本水路に大量の水が流れ込んだ。
県は改修工事を行うため昨年8月に入札を行ったが、不調に終わった。
今年6月、近隣住民から騒音などの苦情が出ていた。
山本知事は31日、この問題で臨時の記者会見を開き、「県のトップとして問題を把握できなかったことを反省している」と陳謝。
定期検査で断水する来年2月から騒音防止策として水路の工事を行い、来年度に発電所の改修も始める考えを示した。
関根町自治会の成田会長(68)は、「知事に地域の課題が報告されていなかったのは残念だ。工事を含め早急な対応をお願いしたい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221101-OYT1T50121/
10月31日18時16分にNHK群馬からは、迂回路途中にある5m段差部分が騒音源など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
前橋市にある県の関根発電所では、おととし2月に点検中の作業ミスで機械が故障して以降、水門を閉じたうえで稼働を止めています。
これに伴い、点検などで水門を閉じる際に川の水をう回させていた水路に大量の水が流れ込むようになり、途中の5メートルほどの落差がある場所などでは滝のようになっています。
このため、付近の住民からは「水音がうるさくて眠れない」などといった苦情が相次いで寄せられているということです。
こうした状況を受けて山本知事は31日の会見で、「住民の皆様におわびを申し上げたい」と陳謝しました。
そのうえで、騒音を緩和するための板を早急に設置するとともに、発電所を流れる川が農業用水としても使われているため、農閑期の来年2月に断水をして対策工事を行うことなどを明らかにしました。
山本知事は、「苦情の報告があがっておらず、問題を把握できていなかった。組織の連絡体制を見直して再発防止に取り組むとともに、早期に解決できるように対策を前倒ししてきたい」と話していました。
関根発電所の近くに住む80代の女性は、「うるさくて眠れないから夜遅くまで起きています。睡眠不足になってしまうので枕の向きを窓から遠ざけて寝るようになりました。諦めの状態です」と話していました。
また、60代の男性は「夏に窓を開けていると夜はけっこう音が響いて、コップの中の水が波立つくらいの振動もある。もう慣らされてしまった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20221031/1060013233.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。