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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20126292254分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後4時10分ごろ、埼玉県警機動隊の屋外プール(朝霞市)で、水難救助訓練をしていた機動隊員の男性(26)が意識不明になり、病院に運ばれたが死亡した。


県警によると、同僚10人とウエットスーツを着て空気ボンベを背負い、午後4時ごろからプール(縦15m、横8m、水深は5m、3m、1.2mの3段階)で泳ぎながら姿勢を維持する訓練を開始。
間もなく同巡査が泳いでいたところ水中に沈んでいくのを指導隊員が見つけ、ペアの指導員役の機動隊員が引き上げて蘇生措置後、病院に運んだ。


訓練前の健康チェックでは体調に問題なかったといい、午後1時半から訓練を開始していた。
男性は3月に機動隊に配属。同じ訓練をすでに数回、経験していた。

 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062901002461.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

訓練中の事故だけは起こしてはいけないという意識で取り組んでいた筈なのに、残念ながら起きてしまった。

しかし、空気ボンベを背負い、ペアの指導員がいて、なぜ死亡事故になってしまったのか、その点が疑問だ。

準備万端怠りなかったようでいて、抜けがあった?それとも突然死?

 

 

 

(2012年7月29日 修正1 ;加筆修正)

 

201271日付で埼玉新聞紙面に掲載されていた記事を元に、本文を加筆修正した。

 

 

 

(2013年1月24日 修正2 ;追記)

 

2013117736分に朝日新聞から、安全管理を怠っていたとして書類送検されたという下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。

 

県警は、安全管理を怠ったとして、訓練を指導する立場だった警部ら男性警官6人を業務上過失致死の疑いで17日に書類送検する方針を固めた。警察官が訓練中に死亡した事故をめぐる立件は異例だ。

書類送検されるのは、訓練を総括していた50代の警部、当日の訓練の責任者だった30代の警部補、指導員の20~30代の巡査部長2人と巡査2人。いずれも容疑を認めているという。

県警によると、亡くなった巡査は、昨年6月29日午後4時ごろ、朝霞市の機動隊のプールで訓練中におぼれ、搬送先の病院で死亡が確認された。水死だった。

捜査関係者によると、訓練には同巡査を含め、入隊まもない隊員10人が参加し、午後1時半に開始。2回の休憩を挟み、再開した直後、同巡査がはしごを何度もつかむなどして、訓練をやめようとした。
これを見た複数の指導員が同巡査のマスク付近を足で押したり、肩を両手で押したりして水中に戻すのを繰り返した。同巡査が浮き上がらなくなったため、指導員が引き上げたところ、意識がなく、指導員が心臓マッサージなどを施すとともに、119番通報したという。

訓練を受ける隊員はいずれも空気ボンベやマスクなど重量約38kgの装備を着けていた。ただ、ボンベなどは、訓練のための重しとして装着しており、実際には空気は吸えない状態だったという。

書類送検される警察官のうち、警部を除く5人が当時現場にいた。
捜査関係者らによると、水難救助の訓練では日ごろから、実際の現場で助けを求める人にしがみつかれるなどの状況を想定し、厳しい内容を取り入れているという。
そのため、同巡査を力ずくで水中に戻すなどの行為自体を問題視するのは難しいと判断。故意も認められないと結論づけた。
その上で、指導員は、訓練中の隊員の体力や呼吸状態を確認するなど安全確保に努める義務を怠り、その結果、事故を招いたと判断した。警部については当時現場にいなかったものの、訓練全体の安全管理に責任を負う立場にあったとして立件対象とした。

県警は昨年7月、機動隊の関係先などを捜索し、部隊の隊員やOBらから幅広く事情聴取。ほかの公的機関の水難救助部隊の訓練の実態も調べるなどしてきた。

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0117/TKY201301160670.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

厳しい訓練が課せられているだろうと感じてはいたが、ここまで厳しい訓練だとは思ってもみなかった。

訓練をマイルドにすれば本番時に危険が増すかもしれず、その兼ね合いが難しいところなのかもしれない。

 

 

 

(2014年10月3日 修正3 ;追記)

 

20149301954分にNHKさいたまから、直接指導に当たった巡査だけが起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同地検は、死亡した巡査に対し、体力や技量に応じた指導をせず、事故を防止する注意義務を怠って「背後から体をつかみ、繰り返し水中に沈めて死亡させた」として、直接、指導に当たった31歳の巡査を、業務上過失致死の罪で起訴した。

     
一方、一緒に訓練を指導するなどしていた52歳の警部ら5人については、「過失を問う事実がない」として、不起訴処分とした。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106765181.html?t=1412110740240

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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