2021年3月19日18時28分にYAHOOニュース(新潟放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県南魚沼市消防本部の30代の署員が、八海山で訓練中に死亡しました。
用を足すために山小屋を出て、誤って滑落したと見られています。
死亡したのは南魚沼市消防本部の署員・勝又さん(男性、37歳)です。
消防などによりますと、勝又さんは18日正午ごろから八海山に入り、他の署員5人とともに1泊2日の日程で野営訓練を行っていました。
避難小屋に宿泊する予定でしたが、18日午後10時半ごろ勝又さんの姿が見えないことから、消防に通報したということです。
捜索したところ、19日午前6時半ごろ、避難小屋から200メートルほど離れた斜面で意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
消防は、勝又さんが尾根から滑落した可能性があるとみています。
【南魚沼市消防本部 岡村消防長】
「用を足すということで(屋外に出た)。なかなか用を足しに行くときに、『必ず2人連れ』というようなルールを設けることも難しい」
冬山での宿泊訓練は、山岳救助や捜索の際のビバークに備えて行っていたということです。
【南魚沼市消防本部 岡村消防長】
「(落ちた先は)断崖絶壁の状態で、下が見通せない所でした。そのため『夜のうちに動くな』という指示を出しています」
南魚沼市消防本部は事故が起きた原因を究明し、対策を徹底したいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a31bb3dd21cea2a84c0554fe721da00cf84f51
3月19日19時20分に日本海テレビからは、救助活動時に下山できなくなった場合に備えて訓練していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によりますと、18日午後10時40分頃、南魚沼市の八海山で訓練をしていた消防隊から「トイレに行った隊員が帰ってこない」と通報がありました。
19日朝、ヘリコプターで捜索をしたところ、尾根からおよそ200メートル下の山中で勝又さんが心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
勝又さんを含む消防隊員6人は当時、山岳救助の際に下山ができない場合に備えて、山に泊まり炊き出しなどを行う野営訓練をしていました。
18日正午頃から山に入り、標高1370メートルにある避難小屋で1泊しようとしていたということです。
現場には、1メートル以上の雪が積もっていて、消防は勝又さんが尾根から滑落したとみて調べています。
南魚沼市消防本部・岡本消防長
「殉職した消防職員には心から哀悼の意を表します。原因がなんであったかそれをしっかりと突き止めて、同じような事故がないようにその対策をとると」
消防本部は訓練の事故防止策を強化していくとしています。
https://www.nkt-tv.co.jp/pc-news/news91tbujlz0lk5xgs7ib.html
(ブログ者コメント)
このような訓練も行われている・・・ということで紹介する。
ちなみに、「夜のうちに動くな」という指示が出たそうだが、それは、「トイレのある避難小屋では先客があっても外には出るな、順番待ちをしろ」ということかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。