2015年12月6日付で鹿児島テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月7日7時44分に南日本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日、霧島市の住宅街で爆発音がしてアスファルトの地面が隆起し、ブロック塀が倒れているのが見つかった。
けが人はいなかったが、原因が分からないため、近くの住民が、避難を続けている。
消防などによると、5日午前7時20分ごろ、「霧島市国分清水1丁目付近で、爆発音がした」と、住民から消防に通報があった。
消防が確認したところ、マンションの敷地内のアスファルトが長さ10mほど盛り上がり、近くのブロック塀が4.6mに渡って倒れていたという。
けが人はいなかったが、現場では一時異臭がしたほか、一酸化炭素が高い所で500ppm測定され、人体に影響が出るおそれがあることから、市は現場周辺の11世帯23人に避難勧告を出し、5世帯11人が5日から、公民館などに避難している。
消防などが、隆起した地面を掘り返すなどして調査を進めているが、今のところ原因は特定されていない。
現場は、このマンションが建つ前は、畑だったという。
出典URL
http://news.ktstv.net/e61192.html
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015120700013468
12月7日19時15分にNHK鹿児島からは、7日になってもまだCOガスが検知されているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後からは霧島市役所で災害対策本部の会議が開かれ、これまでの調査でマンションの敷地のうち7日夕方までに10か所で調べたところ、建物の下50cmから300ppmの高い濃度の一酸化炭素が検出され、それ以外の場所では検出されなかったことなどが報告された。
市によると、マンションではLPガスを使っているが、地下には配管はないということで、消防などが地下2mを掘り起こして調査を続けているが、今後は専門家にも調査に参加してもらうなどして、原因を調べることにしている。
(音声のみの報道)
住民談)マンションが持ち上がって揺れた感じだった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054100631.html?t=1449517858484
12月8日19時14分にNHK鹿児島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
消防などは、7日、一酸化炭素が検出されたマンションの真下の地面を掘り下げて原因の調査を続けるとともに、その周辺で計測したところ、5か所のうち、3か所で一酸化炭素が検出され、濃度は最大で456ppmに達したという。
また、午後からは、地球化学が専門の鹿児島大学の坂元隼雄名誉教授が調査のために現地を訪れ、霧島市の前田市長とともに状況を確認した。
坂元名誉教授は、「きょうの調査で可燃性ガスが検出されず、一酸化炭素のみが出るこうしたケースはまれで、何かの可燃性ガスが爆発したあと不完全燃焼して一酸化炭素が出た可能性が高い」と話していた。
市は、破裂音がする前に予兆とみられる異常がなかったか住民に聞き取り調査を行ったり、掘り起こした場所を密閉して何らかの可燃性ガスが検出されないか、引き続き、調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054132201.html?t=1449609031717
12月13日付で読売新聞鹿児島版からは、避難勧告が解除されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月12日20時59分に鹿児島読売テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市は12日、避難勧告を6日ぶりに解除した。
原因は特定できていないが、一酸化炭素濃度は減少傾向にあり、可燃性ガスが検出されていないため、危険性は低いと判断した。
市によると、現場周辺の一酸化炭素濃度は6日に500ppmを超えたが、9日は最大198ppm、12日は検出されなかった。
メタンなどの可燃性ガスに関しては、8日以降、測定を続けてきたが、12日まで一度も検出されていない。
一方、原因を巡っては、11日の調査で汚水を流す配管に亀裂が見つかった。
しかし、亀裂が生じた時期は不明で、爆発を招く要因となったかどうかは分からないという。
配管の取り換え工事が終わったことなどから、避難解除を解除した。
今後も一酸化炭素や可燃性ガスの測定は継続する。
市は12日、住民説明会を開き、避難勧告の解除について伝えた。
説明会では、調査に当たった専門家が、「地下に溜まった生ごみや生活排水などからメタンガスが発生し、何らかの原因で爆発、一酸化炭素が発生した」との見解を示した。
マンションの隣の家に住み、公民館などで避難生活を送ってきた中洲さん(女性、84歳)は、「原因がはっきりせず不安もあるが、家に帰れて良かった」と話していた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20151212-OYTNT50070.html
http://www.kyt-tv.com/nnn/news8727083.html
12月12日付で鹿児島テレビから、12月12日19時5分にNHK鹿児島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日朝の調査で、坂元名誉教授は、「地中の枯れ葉などにより発生したメタンガスに、何らかで引火し爆発した可能性が高い。一酸化炭素や可燃性ガスはいずれも地上では検出されず、住民生活に支障はない」との判断を示した。
これを受け、市は避難住民への説明会を開いた。
出典URL
http://news.ktstv.net/e61304.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054212571.html?t=1449955404264
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。