2019年2月5日9時59分に福島放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、双葉町郡山の中間貯蔵施設建設現場で、木の伐採の関連作業に従事していた、いわき市の土木作業員猪狩さん(女性、64歳)が切った木の下敷きになっているのを同僚の作業員が発見し、119番通報した。
猪狩さんは富岡町の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
環境省によると、2016(平成28)年11月に始まった施設本体工事での死亡事故は初めて。
警察と環境省によると、猪狩さんは施設用地内で解体した住宅の木材などの置き場所を整備するため、伐採の関連作業に当たっていたという。
猪狩さんと共に作業していた作業員が、猪狩さんがいないことに気付き、周辺を探したところ、他の作業員が切り倒した直径約60cmの木に体を挟まれていた猪狩さんを見つけた。
当時、現場では強い風が吹いていたという。
同省は、「早急に原因を究明し、他の受注業者にも情報共有して再発防止に努める」としている。
出典
『木の下敷き女性死亡 双葉の中間貯蔵建設現場』
https://www.kfb.co.jp/news/fukushima/archive/2019020519.html
2月5日10時26分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、中間貯蔵施設の敷地内の双葉町郡山で、いわき市平下神谷の土木作業員、猪狩さん(女性、64歳)が伐採された高さ13mほどの木の下敷きになっているのを別の作業員が見つけた。
警察によると、猪狩さんは廃棄物を一時的に保管する場所を整備するための作業を担当し、事故当時は不燃物を仕分ける作業を行っていて、別の作業員2人が近くで木を伐採していたという。
出典
『中間貯蔵施設 木の下敷きで死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190205/6050004283.html
2月4日18時59分にFNN PRIME(福島テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
環境省などによると、4日正午前、家屋の解体で出た廃材の保管スペースを確保するために木を伐採していたところ、64歳の女性作業員が倒れてきた木の下敷きになった。
出典
『伐採中の木の下敷きに... 中間貯蔵施設 女性作業員が死亡』
https://www.fnn.jp/posts/00070867FTV
(2020年1月22日 修正1 ;追記)
2020年1月21日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福島・富岡労働基準監督署は、伐倒作業の合図を定めなかったとして、土木工事業のS環境サービス(福島県南会津郡下郷町)と同社現場責任者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福島地検いわき支部に書類送検した。
平成31年2月、労働者が倒れてきた木の下敷きとなって死亡する労働災害が発生している。
同社は福島県双葉郡双葉町内の中間貯蔵施設の建設現場に、2次下請として入場していた。
廃棄物保管場の造成作業中、労働者にチェーンソーを使った伐木作業を行わせる際、合図を定めることを怠っていた。
その結果、近くで草木などの残材集積作業をしていた別の労働者に倒れた木が直撃している。
https://www.rodo.co.jp/column/86517/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。