







2025年4月16日21時26分に上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県前橋市内の養豚場で2月に発生した県内11例目となる豚熱(CSF)で殺処分し、埋却した豚について、県は16日、豚の血液などの体液が近くの河川に流れ込んでいたことを明らかにした。
水質検査で有害物質は検出されておらず、埋却時に消石灰を散布しているため、ウイルスが拡散する可能性は低いという。
県は同日、会見を開き「周辺住民の皆さまに多大なご迷惑をおかけした」と謝罪した。
県家畜防疫対策室によると、殺処分した豚は内袋をした上で化学繊維の袋に入れ、ブルーシートを敷いた穴に埋めた。
豚のひづめで袋などが破損したり、大量の殺処分で袋に圧力がかかったことで体液が漏れ出たとみられる。
埋設地の地下2.5メートルには暗渠(あんきょ)排水という小さな穴が開いた排水パイプが埋まっており、このパイプを通じて埋設地から300~400メートルほど離れた河川に流れ込んだ。
パイプの存在は埋却時に把握していなかった。
巡回していた群馬漁業協同組合(前橋市)の職員が2月28日、「河川に赤い液体が流れている」と埋却作業をしていた県職員に伝えて発覚した。
県は現場を確認した上で、河川につながる排水パイプを閉鎖し、内部の汚水も吸引。
河川に流れ出た体液とみられる液体をマットで吸い取り、埋設地東側に新たな排水パイプを設置するなどした。
付近は湧水が多く、埋却地は田んぼだったため、国の指針で定められている深さ4メートルではなく、2メートル程度の穴に殺処分した豚を埋めたという。
流出を確認した県は水質事故として国土交通省のシステムに報告し、3月2日には地元住民への説明会を開いた。
流れ出た体液は人体に影響が及ばないことに加え、周辺地域への風評被害なども懸念し、これまで報道発表はしていなかったという。
今回の豚熱では、2月21日夜に感染が確定し、同28日に全7944頭の殺処分を終了。
豚の埋却や豚舎の清掃・消毒などを進め、3月10日に全ての防疫措置を終えた。
作業には延べ2143人が携わった。
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/655625


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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