2020年10月14日0時5分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事が複数枚の現場写真付きでネット配信されていた。
13日午前9時半ごろ、横浜市神奈川区鶴屋町1丁目のビル建設現場で、掘削工事中にできた空洞の壁面が崩れて、作業に当たっていた会社員の男性(62)=同市都筑区池辺町=が巻き込まれた。
男性は約9時間後に救助されたが、死亡が確認された。
県警が死因や事故原因を調べている。
神奈川署によると、掘削によってできた空洞は長さ約15メートル、幅約5メートル、深さ約11メートル。
掘削機を使うなどして男性ら作業員3人で掘り進めていた。
男性は空洞の底に降りて、ポンプで泥水をくみ出す作業をしていた。
壁面は地下約10メートルの地点まで金属製の支柱と板で土留めされていたが、その下の部分から土砂が流れ出したとみられる。
空洞内は水が湧き出ているため、二次災害の恐れから救助活動は難航した。
現場は横浜駅から東に約300メートルの繁華街の一角。
市都市整備局によると、ビルは高さ約178メートル(地下2階、地上43階建て)の計画で、昨年10月に着工していた。
市が中心となって進める再開発計画の一環で、店舗やホテル、住居などが入る複合施設として、2024年3月の完成を予定していた。
https://feed.kanaloco.jp/news/social/case/article-266533.html
10月13日20時7分にNHK神奈川からは、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
13日午前9時半すぎ、JR横浜駅近くのビルの建設現場で、深さおよそ10メートルの穴の側面の土砂が突然、崩れました。
警察などによりますと、この事故で中で作業をしていた60代とみられる男性作業員1人が土砂に巻き込まれました。
救助活動は穴の中で水が漏れ出していたため難航し、男性は夜になって地上に助け出されましたが、その場で死亡が確認されました。
これまでの調べによりますと、現場では13日午前8時ごろから3人の作業員が掘削や側面から漏れ出す水の排出などの作業を行っていて、巻き込まれた男性は底の部分でポンプを使って水をくみ出していたということです。
ほかの2人は無事でした。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20201013/1050011850.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。