夏本番を迎える感のある7月21日、熱中症予防に関する特集記事が朝日新聞から3件、読売新聞から1件、ネット配信されていた。
それぞれ記事量がかなり多いので、タイトルと見出しのみ記す。
(2014年7月21日12時0分 朝日新聞)
『勤務中の熱中症死、5年で124人、4割が単独作業中』
○働き盛り襲う熱中症
○職場の対策「余裕ない」
○休憩を強制する企業も
http://www.asahi.com/articles/ASG7C4S9PG7CUTIL01V.html
(2014年7月21日5時0分 朝日新聞)
『(災害大国 あすへの備え) 暑さ、甘くみるな 熱中症、現代の「災害」』
○死者、年平均500人、20年で7倍
○高齢者、住宅内での発生が4割
○死亡の3割が夜、エアコン使用を
○「今何度?」電話一本でも声かけを
http://www.asahi.com/articles/DA3S11255758.html
(2014年7月21日5時0分 朝日新聞)
『(災害大国 あすへの備え) 働き盛り襲う熱中症、休み明け、体慣れず』
(ほとんどの部分、12時0分の記事と内容が重複しているので、重複してない事例の記事のみ転載する)
○労働中の熱中症死亡事例(2013年)
・建設業/10代/大分県 8月
同僚と住宅の解体中に吐き気をもよおしふらついた。休んだが快復せず、病院で死亡
・建設業/20代/茨城県 8月
1人で除草していたが、倒れているのを同僚が発見。病院で9日後に死亡。外国人技能実習で作業4日目
・製造業/40代/京都府 7月
屋内の作業場で鉄筋切断作業後、会社近くで倒れ、通行人が発見。病院で翌日死亡。作業場に扇風機はあるが冷房はなし
・警備業/60代/兵庫県 6月
交通誘導中の午後3時ごろ、体調不良で車内で休憩。約2時間後、意識を失っているのを同僚が発見。搬送されたが死亡
・農業/50代/長崎県 7月
畑でネギの植え付け作業中の午後4時半ごろ気分が悪くなり、意識を失った。病院で翌日死亡
・林業/30代/三重県 7月
山中の送電用鉄塔周辺の樹木伐採中、突然倒れ、意識不明で呼吸停止の状態に。搬送されたが死亡
http://www.asahi.com/articles/DA3S11255764.html
(2014年7月21日12時53分 読売新聞)
『「かくれ脱水」熱中症の前兆・・・「皮膚の乾燥」も』
○搬送半数は高齢者
○若者でも危ない
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140721-OYT1T50028.html
(ブログ者コメント)
○今日からほぼ全国的に晴天が続き、暑さが厳しくなるとの予報。
よって、この記事は日をおかず、すぐに紹介することにしました。
○兵庫県6月事例は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2952/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。