2018年7月17日16時49分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京メトロ・有楽町線の駅のホームで、エレベーターの耐火装置が誤作動で降下し、女性の頭に当たって女性は軽いけがをした。
この事故のおよそ1時間半前にも同じ装置が誤って降下しているのを駅員が見つけたが、安全性に問題はないと判断して復旧させていたという。
事故が起きたのは、東京・中央区にある東京メトロ・有楽町線の月島駅のホーム。
東京メトロによると、16日の午後4時すぎ、エレベーターの出入り口の上に設置されている耐火装置が誤作動で降下し、エレベーターから出ようとした60代の女性の頭に当たって、女性は軽いけがをした。
この装置は「耐火スクリーン」と呼ばれ、重さ4kgの特殊な布で出来ていて、火災が発生した際にエレベーター内に火や煙が入り込むのを防ぐため、ドアを覆うようにスクリーンが降りる構造になっている。
この事故のおよそ1時間半前にも、同じ装置が誤って降りているのを駅員が見つけたが、安全性に問題はないと判断し、復旧させていたという。
東京メトロは原因を調べるとともに、今後、ほかの駅も含めて153か所に設置されている同じ種類の装置について、緊急で点検を行うことにしている。
東京メトロは、「けがをされたお客様にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。二度とこうした事故が起きないよう、調査と対策を徹底します」としている。
出典
『駅エレベーターの耐火装置誤作動』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180717/0014876.html
東京メトロHPには、下記趣旨のお詫び記事がネット配信されていた。
3 経緯
7月16日(月・祝)16時04分頃、有楽町線月島駅にて、事務所執務中の駅係員は、火災受信機連動操作盤の鳴動を認めました。
現場を確認したところ、エレベーター1号機の耐火スクリーン(縦2,620mm、横1,610mm、厚さ10mm、重さ4kg)が降下し、お客様1名の後頭部に接触したとのお申し出を受けました。
接触されたお客様は後頭部に全治3日間の打撲を負われました。
お怪我をされたお客様には誠意をもって対応してまいります。
出典
『【お詫び】有楽町線月島駅構内の耐火スクリーンの降下について』
http://www.tokyometro.jp/info/192946.html?width=816&height=650
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。