2018年9月19日14時14分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時前、時津町久留里郷にある工場で屋根の補修をしていた長崎市宿町に住む会社員、伊藤さん(男性、45歳)が、屋根が抜け落ちたため、およそ8mの高さから床に転落した。
伊藤さんは病院に搬送されたが、頭などを強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、伊藤さんは19日午前9時ごろから、同じ会社の作業員と2人で、この工場の屋根の補修作業をしていたということだが、転落したときは1人で作業をしていたという。
警察では、この作業員や工場の関係者から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べている。
出典
『補修中に屋根から転落し男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180919/5030002026.html
9月19日付で長崎文化放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午前9時50分ごろ、時津町久留里郷の工場から「屋根の工事中に作業員が転落した」と119番通報があった。
転落したのは長崎市宿町の会社員・伊藤さんで、屋根が壊れ、約8mほどの高さから落ちたという。
伊藤さんは頭などを強く打ち、病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
警察によると、伊藤さんは、工場から雨漏りの修理を依頼された業者で、2人で作業をしていた。
出典
『屋根の修理中に転落し死亡』
https://www.ncctv.co.jp/news/58818.html
9月19日19時15分にテレビ長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、伊藤さんは19日午前10時ごろ、時津町にある工場の屋根にのぼり雨漏りの修理をしていたところ、作業中に誤って屋根を踏み抜いて、約8m下のコンクリートの地面に落下した。
出典
『時津の工場で男性が落下し死亡』
http://www.ktn.co.jp/news/20180919212753/
(2020年3月6日 修正1 ;追記)
2020年3月5日14時1分にNHK長崎から、現場任せだった社長と安易に作業を始めた現場責任者が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
おととし9月、時津町の工場で屋根の補修工事を行っていた男性作業員が、屋根を踏み抜いて落下し死亡した事故で、長崎労働基準監督署は落下防止策を取っていなかったとして、長崎市の工事会社の社長などを労働安全衛生法違反の疑いで、長崎地方検察庁に書類送検しました。
書類送検されたのは、長崎市油木町の板金工事会社「NH」の47歳の社長と、同じく47歳の現場責任者の係長です。
長崎労働基準監督署によりますと、おととし9月、時津町の工場でスレート屋根の補修工事を行っていた、この会社の45歳の男性作業員が屋根を踏み抜き、およそ8メートルの高さから落下して死亡しました。
屋根に使われていた「スレート」は一定の重さがかかると割れやすいことから、屋根の上で作業を行う際には落下防止策を講じるよう定められていますが、今回の工事では、歩み板を設けたり、ネットを張ったりするなどの措置が取られていなかった疑いが持たれています。
このため労働基準監督署は、5日、労働安全衛生法違反の疑いで、会社の社長と係長を長崎地方検察庁に書類送検しました。
労働基準監督署の調べに対し、社長は「現場に全て任せて何も確認していなかった。教育も足りなかった」などと、また係長は「1日で終わる工事だったため安易に作業を始めてしまった」と話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200305/5030006901.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。