2018年9月18日15時54分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし、八戸市の公園で遊んでいた小学生が、バックネットに付いていた針金のようなもので目にケガをした問題で、市は、市議会に対し、家族に2000万円余りを支払って示談することで合意したと明らかにした。
これは、八戸市が18日開かれた市議会の建設協議会で報告した。
市の説明によると、おととし6月、市内の公園で、キャッチボールをしていた小学生の男の子が、ボールを拾おうとしゃがんだところ、バックネットに付いていた長さ30cmほどの針金のようなものが右目にあたった。
男の子は右目にケガをして、今も視力が0.1に低下したままだという。
なぜバックネットに針金が付いていたのかは分かっていないが、市は公園の管理責任があったことを認め、家族側と交渉を進めた結果、2000万円余りを支払って示談をすることで合意したという。
市では、議会の承認が得られしだい、正式に示談をすることにしている。
八戸市の大志・都市整備部長は、「このようなことがないよう、公園の管理を委託した業者にまかせるだけではなく、市の職員も見回るなどして、再発防止に努めたい」と話している。
出典
『公園で小学生けが 示談成立』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180918/6080002368.html
9月19日付で東奥日報からも、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
八戸市が管理する市内の公園で、2016年6月、同市の男子児童の右目に野球用のバックネットから突き出ていた鉄筋が当たり、視力が著しく低下するけがを負っていたことが分かった。
市が18日、市議会建設協議会で報告した。
出典
『公園の鉄筋で児童負傷 八戸市が損害賠償へ』
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/88175
(ブログ者コメント)
東奥日報掲載写真を見ると、バックネットというよりは、金網フェンス。
その金網フェンスの、地面から50cmほどの高さに、番線のようなものが斜め上を向いて取り付けられて?いる。
ここで、「取り付けられて」と書いたのは、番線のようなものを一旦、手前内側から網の目を通し、その後、網の目の向こう側から別の網の目を通して内側にもってきて、斜め上を向かせた・・・・そのようにしないと、あのようにはならないだろうと感じたからだ。
誰かがモノをひっかけるために取り付けて、そのままにしていた・・・そのようにも見えなくもない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。