本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018年9月18日18時30分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンゴ(旧ザイール)の森で、類人猿ボノボの行動観察中、ボノボ同士のけんかにより落下した枝にぶつかり下半身まひになったなどとして、京都大の大学院生だった女性(26)と夫が、京都大や担当教授に計約2億7千万円の損害賠償を求め、京都地裁に提訴した。
18日に第1回口頭弁論が開かれ、京大側は請求棄却を求めた。
訴状によると、女性は京大大学院で生物科学を専攻。
平成27年7月に野生のボノボの行動を観察していたところ、樹上でけんかが発生。
落下してきた枝(長さ約90cm、重さ約11kg)が頭を直撃して急性硬膜外血腫などの重傷を負い、下半身まひになったとしている。
原告側は、京大は海外調査の際の事故防止マニュアルを作成すべきで、同行していた担当教授も、ボノボ調査の経験に基づき、安全に配慮すべきだったと主張。
京大側は、落下のコースが途中で変わり、直撃は避けられなかったなどとしている。
出典
『類人猿ボノボ観察中、事故で下半身まひ 元京大院生が損害賠償求め大学提訴 京都地裁』
http://www.sankei.com/west/news/180918/wst1809180054-n1.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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