2019年5月9日11時52分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後3時半すぎ、和歌山市湊の日本製鉄和歌山製鉄所で、建物内で空調設備の機械の点検作業をしていた電気関係の会社に勤務する、和歌山市の滝口さん(男性、47歳)が、突然、床が抜け落ちて、およそ8m下に転落した。
滝口さんは近くの病院に搬送されたが、全身を強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、抜け落ちた床は鉄製で、一部が腐食していたという。
警察は、滝口さんと一緒に作業にあたっていた別の作業員からも状況を聞いて、事故の原因を調べている。
出典
『製鉄所で床が抜け落ち1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20190509/2040002688.html
(ブログ者コメント)
どういった場所の床だったのだろうか?
普段から大勢の人が行き来する床?
それとも作業の時だけに使用する床?
いずれにせよ、鉄製の床が抜け落ちて転落死した事例など、あまり聞いたことがない。
(2019年11月2日 修正1 ;追記)
2019年11月1日12時39分にNHK和歌山から、床の腐食危険性を電気工事会社は認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、和歌山市の製鉄所で、点検作業中に床が抜け落ち、男性作業員が転落して死亡した事故で、和歌山労働基準監督署は、1日、男性が勤めていた電気工事会社の社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、和歌山市の電気工事会社、「K電気」の56歳の男性社長です。
和歌山労働基準監督署などによりますと、ことし5月、和歌山市にある日本製鉄和歌山製鉄所で、当時47歳の男性が、配電盤などの点検作業をしていたところ、突然、床が抜け落ち、およそ8メートル下に転落して死亡しました。
事故が起きたとき、抜け落ちた鉄製の床は一部が腐食していたということです。
和歌山労働基準監督署で捜査を進めた結果、腐食の危険性を認識しながら、安全に作業するための通路が適切に設けられていなかったなどとして、1日、男性が勤めていた会社の社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20191101/2040004057.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。