2014年6月3日20時49分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日の気温が32.9℃まで上がり、6月の観測史上、最高を記録した札幌市では、主に木造アパートの屋根裏に取り付けられた自動火災報知設備が火災ではないのに作動し、正午から午後3時にかけて市消防局が72回出動する騒ぎとなった。
消防によると、屋根などが日光で熱せられて高温になり、その熱が屋根裏にこもって一定以上の温度に達した結果、火災報知設備が作動したとみられる。
消防は、「装置の正常な働き。臭いや煙などを含め、火災かどうか確認が必要なため出動した。風通しや換気を良くしてほしい」と話した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG635SVXG63UTIL04W.html
本件、昔から起きている現象のようで、2007年8月13日9時54分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
全国的に猛暑となった12日と13日、札幌市で室内の気温が上昇して自動火災報知機が誤って鳴り、消防車が出動するトラブルが計288件起きた。
札幌市は両日とも最高気温が34℃となり、この夏一番の暑さを観測した。
札幌市消防局によると、誤作動があったのは12日に105件、13日に183件。
12日は気温が上昇した正午から午後2時台に集中していた。
市内の家屋は落雪を防ぐために平らなトタン屋根が多く、天井裏の空間がなく室内の温度が上がりやすい構造となっている。
天井の火災報知機付近の温度が65~70℃に達したのが原因とみられる。
同消防局は、「高温に無風が重なり、天井裏の空気が滞留したことが原因かもしれない」としている。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/200708/CN2007081301000543.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。