2018年9月10日22時17分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「世界初のドローン長距離飛行試験拠点」として7月20日に一部開所した「福島ロボットテストフィールド」(福島県南相馬市原町区)で10日、労災事故があり、男性作業員が死亡した。
事故があったのは同日午後1時半ごろ。
同フィールドの試験用プラント建設現場で、建設作業員の男性(21)の頭上に、クレーンで吊り上げてられていた長さ5m、幅60cmのセメント製の外壁建材がクレーンから外れて落下。
男性は頭を強く打つなどして、死亡が確認された。
警察によると、事故当時、骨組みだけの6階建てプラントの屋上部分から建材を下ろす作業をしていた。
男性は4階部分で作業中だったという。
なぜ建材がクレーンから外れたのか、警察は原因を詳しく調べている。
福島ロボットテストフィールドは、世界に先駆けたドローン物流や災害対応ロボットなどの研究開発、実証試験、操縦訓練などを行う開発拠点。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で失われた同県浜通り地域の産業再構築を目指す、福島イノベーション・コースト構想の中核施設の1つ。
出典
『世界初のドローン長距離試験施設で作業員死亡 建設中に建材落下 福島・南相馬市』
http://www.sankei.com/affairs/news/180910/afr1809100041-n1.html
9月10日21時8分にNHK福島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
クレーンでつり上げていたセメントの板が落下して、21歳の建設作業員の男性にあたり、男性はその後、死亡した。
現場では当時、6階建ての試験用の施設の建設工事が行われていて、セメントの板は、この施設の外壁として設置する予定だったということで、屋上から施設内におろす際にクレーンから落下して、4階で作業をしていた男性に当たったという。
出典
『セメント板落下 男性作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180910/6050002596.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。