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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20189850分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

台風や突発的なゲリラ豪雨後などに冠水した道路を走行した場合、車が水没する恐れがあるとして、日本自動車連盟(JAF)千葉支部は、水の深さは見た目では判断しにくいため、冠水した道路や地下道は必ず迂回するよう呼び掛けている。

 

冠水した道路を走行する危険性を確かめるため、JAFは道路が30mにわたって冠水した状況をつくり出し、走行実験を実施。

 

セダンタイプの車とSUV(スポーツ用多目的車)の2種類で、水深30cmと60cmに水を張った道を、時速10km、30kmで走行した。

 

セダンタイプは、水深60cmを時速10kmで走行すると、コースを抜ける上り坂で止まった。

より厳しい条件の時速30kmは走行不能と判断し、実験を見送った。

 

SUVは、水深60cmでは時速10kmで走行できたが、30kmだと10m走ったところで停止した。

 

水深30cmはセダンタイプ、SUVとも、時速10km、30kmとも、30mの道を通過できた。

 

同支部では、冠水道路の走行は、エンジンやブレーキ故障の原因になると指摘。

担当者は、「冠水した道路は必ず迂回を。たとえ通過できても、車に支障が出ることがある。やむを得ず通った際には、必ず点検を受けて」としている。

 

出典

水深60センチ走行不能! JAF千葉 冠水道路「必ず迂回を」

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/529701 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

おそらくは、平成22年に実施された以下の実験のことではないかと思われるが、報道のタイミングとしては、かなり遅れている。

このところ、線状降水帯や台風による大雨被害が続いているので、啓蒙のために報じられたのだろうか?

 

JAF HP

『冠水道路走行テスト

実施日 ;平成22年4月8日

検証内容;冠水路走行の問題点を検証するテスト。 集中豪雨などでアンダーパスが冠水した場合を想定し、車両が冠水路を走りきれるかを検証。

http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/submerge/detail1.htm

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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