本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015年5月9日付で毎日新聞東京版から、「箱根町、3月に避難計画 御嶽山噴火教訓に」というタイトルで、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
神奈川県箱根町は、気象庁が箱根山の噴火警戒レベルを引き上げる前に、火口域がある大涌谷周辺のハイキングコースなどへの立ち入りを規制した。
「先手」を打てたのは、戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火を教訓に、観光客らを対象に状況に応じた防災対応を定めた具体的な避難計画を作っていたからだ。
箱根町や神奈川県などは昨年7月、箱根火山防災協議会を設立し、箱根山の周辺住民の避難計画作りを目指した。
だが、昨年9月の御嶽山噴火の死者・行方不明者63人は登山者が中心だった。
このため、町と協議会は、観光客に特化した避難計画作りを優先して進める方針に転換。
今年3月末に「大涌谷周辺の観光客等の避難誘導マニュアル」を策定した。
マニュアルでは、
○火山性地震の増加など異常現象の発生(噴火警戒レベル1相当)
○気象庁による火山の解説情報発表(同)
○火口周辺警報の発表(レベル2〜3相当)
○突発的な噴火
のいずれかが起きた場合の防災対応を定めた。
実際に気象庁が3日、蒸気が勢いよく噴き出ているとの解説情報を出すと、翌4日午前5時からハイキングコースを規制。
同庁が6日午前6時に火口周辺警報を発表し噴火警戒レベルを引き上げると、30分後には県道の通行止めなど大涌谷周辺の規制を行った。
出典URL
http://mainichi.jp/shimen/news/20150509ddm041040102000c.html
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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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